鎌倉で開催されている、「レゾナンス」という音楽祭をご存知でしょうか。
鎌倉は歴史的な建物や名所があるということや、多くの文豪を生み出した土地ということもあって、古書店や骨董を取り扱うお店が多い、というイメージがありますが
それと同時に数多くの音楽家を輩出しており、音楽や芸術に造詣の深い人が集まる土地でもあると思います。
しかし、そんな鎌倉でコンサートを楽しむことのできる機会はほとんどなく、住民の方はみんな横浜や東京まで出て行くしかないのだそう。
そして、市外へ簡単に出かけることのできない、子育て中の人やお年寄りの方がいることもまた事実です。
そんな背景も踏まえて企画されたのが、この「レゾナンス 鎌倉の響き」。
先週プレ・トークイベントが開催され、今週からいよいよコンサート・シリーズが始まるそうです。
コンサートは全部で5回(非公開含む)開催されるのですが、私が特に気になったのは4月16日(日)、覚園寺での室内楽コンサート。
会場はお寺ですが、プログラムに並ぶのはバッハ、ヴィバルディ、賛美歌……と、教会音楽で欠かせない音楽たちなのです。
お寺で聴く、バッハの響きは、一体どんなふうになるのだろう?と、想像せずには入られません。
もうすでに売り切れのチケットもあるようなのですが、鎌倉近郊にお住いの方は、ぜひ行ってみてくださいね。
第3回 レゾナンス<鎌倉の響き>コンサートシリーズ2017
日程:4月9日(日)〜4月30日(日)
場所:覚園寺、鎌倉女子大学二階堂学舎、カトリック由比ガ浜教会、鎌倉ギャラリー ほか
問い合わせ:レゾナンス鎌倉実行委員会
演奏家の使命は、自らがコンサートホールに籠り、「音楽を聴きたければ、ここに来てください」と言うことではありません。このコンサートシリーズでは、演奏家自身が市民の生活の場に出かけていき、生活の中に音楽を提供することを目指します。
──「レゾナンスの想い」より
上記の文章にあるように、レゾナンスは従来のコンサートホールではなく、教会や寺院、学校、カフェなど、地域に根付いた場所で楽しめることも、魅力のひとつだと思います。
高貴なコンサートに出かけることももちろん楽しいけれど、こうした日常の生活の延長線上で音楽を楽しむことが好きなので、こういう形のコンサートをもっと見たいなあと思うし、わたしもつくっていきたいなと思います。
