私が煮魚を作っていた 


鍋を覗き込み 


ヤツのひとこと 


「…まずそうだな」


私は…無言 


煮汁を舐めて 


「味が薄い!」


濃くなるように 


私は調味料を足し


娘に向かって 


「味見してみて~」


私とヤツのやりとりを 


見ていた娘は… 


「うん、おいしいよ」


…気を使わせちゃった? 

「パパが作ったら 


もっとおいしいぞ~」


…絶句 


自画自賛は 


いつもの事だが 


いったい? 


何がしたいの? 


何が言いたいの? 


私をけなして 


何の得があるのか? 


ぶん殴ってやりたい! 


ほんとに


どこまでも 


小さい男だ…