その猫は幻の猫王国を探して旅を続けていた
そんな時に見つけた
海沿いの街の小さな公園の木陰
最近のお気に入りの場所だ
秋がくるまではこの場所にいよう
ここから眺める景色
どこまでも続く海がみえる
もしかしたら猫王国は海の向こうなのかもしれない
だとしたら
どうすれば渡れるのだろう?
その猫は水が苦手だ
海を渡る?考えただけでもゾッとする
そんなことを考え眺めている
~・~・~・~・~・~・~・~
そんな猫を公園のベンチに座って眺める男がいた
猫って気楽そうでイイな
ああして寝転んだり
海を眺めて1日過ごせるなんて 羨ましいな
生まれ変わったら猫になるのもイイかもな
そんなことを考えながら猫を眺めていた
海沿いにある小さな公園の1日
猫と男がそれぞれ思いを巡らせてる