バス待合所 @豊頃 | 板長と呼ばれた  ~野宿で酒を~

バス待合所 @豊頃

                              

注意  ここはキャンプ場ではありません


帯広で甘味処めぐりをしていたら出発がすっかり遅くなってしまい豊頃で日が暮れた。ツーリングマップル


には豊頃にライダーハウスのマークがあったのでそれを頼りにここまで来たが見当たらない。散歩している


地元のおやじに尋ねても誰も知らない。


途方に暮れていると夕涼みにでてきたおやじから


「このバス待合所ならトイレもあるし眠れるよ~。」


と、声がかかる。


う~ん。一番近いライハーは池田だし、もう真っ暗だし、明日はハルニレの木を見るし、十勝川の河川敷は


虫だらけだし、と考えた挙句ここで泊まることにした。すでに八時まわってる。


善は急げ。さっそくセイコマまで走り食い物と心のガソリン(ビール)を買い込み、野営地を設営。


しかし、想像以上に居心地がいい。四畳くらいのスペースに木のベンチがあり、戸も閉め切れる。裏手には


トイレがあり水場も確保。バスも来るから


四畳一間、バス、トイレ付き。


ベンチにマットとシュラフで寝床を用意し、あとは食って飲んで寝るだけ。


待合所の前の地べたに胡坐をかきラジオでナイターを聞きながらビールを喉に流し込む。7月も下旬だが


火照った身体に夜風が程よく気持ちいい。ビールもすすむ。アルコールが身体にしみてゆく。もう寝るか。


その晩は田舎につきものの族もあらわれず静かな夜を過すことができた。


翌朝はバスの始発時間もあり、日の出と共に撤収し釧路を目指す。


考えてみれば駅寝をするのはほぼ学生時代以来だった。国鉄民営化でJRが生まれ、廃線となる路線が増


えた。駅寝できる無人駅も減り、保安上の問題で夜間閉鎖する駅も増えたし、昨今は何かと物騒でもある。


昔は札幌駅構内で駅寝してる旅人がたくさんいたけど今やったら別の方々にしか見えないなぁ。


偶然泊まった待合所は楽しかった。  ただ、人には薦められませんが。。。