ドラゴン桜×ヘルプとサポートの違い 相手を全く信頼していない事の裏返し | 法則占い師 マオ

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ドラゴン桜×ヘルプとサポートの違い 相手を全く信頼していない事の裏返し
 

 
 
 
こんにちは、マオです。
 
今日は、
 
相手を全く信頼していない事の裏返し
ヘルプとサポートの違い
 
 
というタイトルにて、お話していきます。
 
よろしくお願いします。
 
 
 
今日もドラゴン桜の内容から
お話させていただくんですが、
 
第7巻の150ページ前後ですね。
 
 
 
このやり取りの中で、
非常に有意義な内容があります。
 
どんな内容かと言うと、
 
 
数学の高原先生が、
卒業したあとも就職やバイトをしないで
ニートになってしまう人が多い。
 
 
なので、龍山高校のウリとして、
そういった部分の徹底的なサポート。
 
心のケア、メンタルのケアも
必要だっていう事を言うんですね。
 
 
 
で、これっていうのは、
実際問題、マンガの中の話だけではなくて。
 
リアルな日本の社会を見た時に、
かなり多くの方が社会に出ずに
実家で暮らしてたりとか、
 
親御さんの作ってくれるご飯を食べるけど、
自分では外に行かずに
ゲームとかネットをしてるっていう、
 
そういったニートの問題は
非常に深刻ですよね。
 
 
だから、それをなんとか、
うちの学校を出た生徒は
そういった事に陥らないようにっていう事を
高原先生が言うんです。
 
 
 
でも、桜木は
そんな生徒を神輿に乗せて、
いつまでも担いでいられないっていう事を
言うんですね。
 
 
で、
「そんな言い方、ないんじゃないか!」と。
 
高原先生は、
「なんて事言うんだ!」
「教育者として、あるまじき考え、言葉だ!」
っていうふうに言うんですけれども、
 
 
そこで、国語の担当の芥山先生が
非常に有名な、魚釣りの話をします。
 
 
 
どう有名か?っていうか、
その内容については
聞いた事がある人も多いかも
しれないんですけど。
 
 
すごく飢えていて、
疲れている人が目の前にいたとして、
 
あなたはその人に対して
魚を釣ってあげるか?
 
それとも、釣り方を教えてあげるか?
 
という話をする内容ですね。
 
 
 
これは受けとるほうの解釈とか、
またはその時、その時の状況によって、
 
何が一番いいのか?っていうのは
本当に分かれてくるんですけれども。
 
 
まあ、“人の生き死に”の
状況においては、
 
釣ってあげるっていう事も
人間として重要っていうか、
大切な事ですよね。
 
そういったヘルプ、
助けてあげるっていう事ですね。
 
 
 
で、高原先生は、
僕だったら釣ってあげるっていう事を
答えるわけです。
 
 
でも、それに対して芥山先生は、
 
それだと、あなたは
教師失格ですよっていうふうに
答えるんですね。
 
 
で、その答えとして、
 
なんで私はあなたの事を
教師失格と言ったか?と説明すると、
 
教師として
今、この場で話している以上、
あなたは、まず先生である。
 
そういった事を認識して、
答えなければいけません。
 
今、いるのは学校であって、
その状況を考えて
発言しなければならないよ、という事を
芥山先生は言うわけですね。
 
 
 
それを踏まえて、
魚を釣ってあげるという行為は
 
教育現場において、
どのような事を意味するのか?
 
 
それは、生徒を
まったく信用していない、という事に
他ならない。
 
心の奥底では生徒を過小評価して、
能力を認めていないっていう事ですよ。
 
・・・っていうふうに説明するんですね。
 
 
 
で、さらに、高原先生の答えは
一見、人間愛にあふれるような、
 
生徒を思いやるような
言動かもしれないけれども、
 
でも、それっていうのは結局、
自分が“いい人間”っていうふうに
思われたいだけ。
 
そういった自分のエゴというか、
そういった一面も含まれてるっていうふうな
解説をするんですね。
 
 
 
で、これは非常に納得というか。
 
ま、僕自身もそういった傾向があるし、
ご相談にみえる方も
そういうふうな傾向があるので、
 
ぜひ題材にしたいなと考えたんですね。
 
 
 
この話のとおり、
誰しも人間って、自分をよく見てもらいたい。
 
優しい人間、いい人間だって思われたい。
誰しも、そう思うと感じるんです。
 
 
でも、以前ね、
べつの話でもしたように、
 
べつのところでも、
ブログとかユーチューブで
アップした音声でもお伝えしたように、
 
 
相手が間違ってる事とか、
あとは、修正すべき点があったとして。
 
それを指摘しないっていうのが
優しさではなくて、
 
ちゃんと言ってあげる事のほうが
優しさの部分があるんですね。
 
 
なぜならば、
その点を改善しなければ、その人は
ずーっと問題をクリアにできない。
乗り越えていけない状況があるわけですから。
 
それをちゃんと伝えてあげる事こそ、
相手のためになる。
本当の優しさっていう部分が
あるんですよね。
 
 
 
これは、僕自身の経験でも
あるんですけれども。
 
たとえば、小さな子供がいる家庭において。
 
ご飯を食べる時って
何か食べにくいものを取ってあげたりとか、
 
焼き魚とかが出たら、その魚の身をほぐして
子供に取ってあげますよね。
 
 
それは、子供が細かい箸の使い方、
上手な箸の使い方ができなかったり、
 
もしね、魚の身に骨がついてて、
その骨を食べて、
のどに引っかかってしまったら
危ないという点から、
取ってあげる状況がありますよね、たぶん。
 
 
それ自体に問題がある事ではなくて、
小さな子供相手であれば
それはごくごく、普通の事ですけど。
 
 
でも、それを20歳超えて
親が子供にしてたら、
 
それは、その子の事を
親が信頼してないっていう事ですよね。
 
自分でちゃんと食べれない。
この子は、自分で
ちゃんと食べれないっていうふうに
親が思ってるわけですから。
 
 
 
あらためて、僕も経験がありますけど。
 
それが小学校の高学年とか、
中学生とか。
 
反抗期の時に、
そういう事をされると
反発したくなるじゃないですか。
 
 
子供としては、
もう大人っていう自覚があるのに対して、
 
大人、親から見たら、
まだまだ子供に映って
心配な面があるから、助けてあげたくなる。
 
でも、それっていうのは
裏を返せば、
 
子供の行動、アクションを
信頼してないからこそ、
そういった行動が出てくる。
 
 
 
だって、たとえばその親が、
ほかの大人に対して
「魚を取ってあげようか?」なんて事は
しないですよね。
 
それは、その行動を
自分が手助けしなくてもできるって
信頼してるから、
ほかの大人にはしない。
 
 
たとえば、お母さんが子供に
魚の身をほぐしてあげていたけど、
 
お父さんに対しては
そんな事をしないですよね。
 
 
まあ、何か病気だったりとか、
障害があったりとかだったら
そういうのをしてあげる事は
あると思うんですけれども。
 
 
それっていうのは、
あらためて、自分がその行動を
手助けしなくても大丈夫だっていう
信頼があるから、
そういった事をしないわけですよ。
 
 
 
人っていうのは
期待とか信頼をかけられると、成長していく。
 
信頼されれば、
それに応えようとする生き物。
 
 
だから、本当にこう
「あなたには絶対できない」っていうふうに、
 
そういうふうな言葉をかけ続ければ
本当に子供はできなくなるし、
 
 
「お前だったらできるよ」と。
 
「絶対できるって信じてるから、がんばってみな」

っていうふうに、期待や信頼をかけると、
 
子供・・・っていうか
まあ、子供だけじゃなくて、
 
そういうふうに
期待をかけられた人間っていうのは、
そうなろう、と思って、
その通りになっていく。
 
そういった状況があります。
 
 
だから、誰かを成長させたい。
人を成長させたい時には、
 
相手を信頼する事が、
それこそが成長を促す事に
つながるっていう部分もあります。
 
 
 
以前に話した内容でも
あるんですけれども、
 
「人を動かす」
っていう本の中に、
ある飛行機の整備士の話が出てきます。
 
 
どういった話かと言うと…。

ある、偉い人がいて、
 
その人が飛行機に乗って
どこかにフライトに行くんですけれども、
 
整備士が整備の点検のチェックを
怠ったか、または、
ちゃんと燃料を入れてなかった、みたいな
そういったミスがあって。
 
で、引き返してくるんですね。
 
 
それで、
飛行機に乗った偉い人は、整備士に対して
怒る部分もあるんですけれども、
 
でも、
「君は同じミスを絶対、次には繰り返さない。」
「そういうふうに信頼しているから、君にまた整備を任せるよ」
っていうふうな、信頼をかけるわけです。
 
 
そういうふうに信頼をかけてもらった整備士は、
その信頼に応えようと思って
人一倍がんばって。
 
で、ちゃんと整備をして、
次にその、偉い人がフライトする時には
どこも落ち度がなく、
ちゃんとフライトできたっていう、
そういったストーリーがあるんですね。
 
 
 
でも、誰しも1回ミスっていうか、
そういうのがあったら、
その人にはもう頼みたくないじゃないですか。
 
 
ましてや飛行機のミス、
整備ミスなんてなったら、
 
もしかしたら自分が命を
落としてたかもしれない訳ですから。
 
 
でも、それでもその人は、
あえて、そういう事をして
期待、信頼をその人にかけた事によって、
 
その整備士の人は
それに応えようと、がんばったわけですよね。
 
 
すごくいい話ですけど、
その飛行機が落ちなくて
良かったなっていう部分もありますけど。
 
 
 
あらためて、だから、
誰かを成長させたい時とかっていうのは
そういった信頼をかけてあげる。
 
大きな目で見てあげるっていう事が
大事ですよね。
 
 
 
まあ、だから、恋人や友達。
親子とか仕事関係において、
 
やっぱり相手の事が心配だったり、
不安だったりっていう事が
往々にしてあると思うんです。
 
でも、そういった時って、
相手を成長させたいと
あなたが思う、願うんであれば、
ちゃんと相手を信じてあげる。
 
 
それこそが
お互いの信頼関係を築いて、
成長していける。
 
互いが成長していける道っていう。
 
そういった理(ことわり)を
このマンガの中で、
ドラゴン桜の中で教えているなと思って、
今回、お話をさせていただきました。
 
 
 
僕もやっぱりご相談をいただく中で、
 
ちゃんと伝わったかな?
本当にできるのかな?っていうのは、
 
心配になったりとか、
不安になったりする部分が
やっぱり正直言えば、あります。
 
 
でも、そこで必要以上に
助けてあげるっていうか、
 
必要以上のサポートをしてしまうと、
それはあなた自身が
成長できない事になる。
 
 
だから、それ自体が非常に、
時には冷たかったりとか。
 
そこまでしかサポートしてもらえないの?
っていうふうに、思うかもしれないんですけれども、
 
それは、裏を返せば
それだけあなたを信頼してるっていう
事でもあるんです。
 
 
 
だから、いい意味で
期待に応えていただくっていうか。
 
ちょっとそれだと
おこがましいかもしれないんですけれども、
 
でも、その信頼に応えていただく事が
あなた自身の成長に繋がるので。
 
 
 
一番最初にお伝えした、ヘルプとサポート。
 
最初はヘルプが
必要かもしれないですけれども、
 
自分で立てるようになったら
やっぱりサポート。
 
その支えだけで、行けるようにっていうのが
大事ですから。
 
 
 
寝たきりとかの人っていうのは、
あとは何か事故にあったりとか
ケガしてしまった人っていうのは、
最初は車イスですけど。
 
歩ける状態なのに
車イスっていう助け、ヘルプの状態だと
本当に歩けなくなってしまう。
 
 
でも、車イスの状態から
松葉杖とかに変えて、
あとは平行棒みたいな
歩行訓練みたいな形で、
 
どんどん、どんどんヘルプから
サポートに変わっていけば、
それが当たり前っていうか。
 
で、自分で立てるようになったりとか、
自立していける状況があるので。
 
 
ぜひ、相手を信頼してあげる事の大切さ。
 
そして、同じように自分を信じてあげる。
 
 
 
これは、人に対して
信頼をかける事もそうですけども、
 
自分が、自分自身に対して
 
「自分はできる。」
「自分だったら、がんばれる。」
「行ける、成功できる。」
「達成できる」

っていうふうに、
 
自分を信じる事も
まったく同じ部分があるんで。
 
相手だけではないんで。
 
 
その部分をね、
多くの人は、自分はできない。
自分には無理だって思ってしまって、
 
本当は、がんばれば出来る事が、
途中で終わってしまったり、
挫折に繋がってるっていう事が
非常に多いので。
 
 
 
ぜひ相手も、もちろん、
そうなんですけど、
 
自分を信じてあげる事。
 
そういった事にも
繋げていただければと、
 
それができたら
僕としても非常に嬉しいです。
 
 
 
ヘルプとサポートの違いという事。
 
あとは、信頼という事について、
 
今日はお話を
させていただきました。
 
 
 
今日もありがとうございました。
 
 
それでは、失礼します。
 
 




引用元:ドラゴン桜×ヘルプとサポートの違い 相手を全く信頼していない・・・