キャシャーン×輪廻を読み解く | 法則占い師 マオ

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キャシャーン×輪廻を読み解く

こんにちは、マオです。
 
今日は
 
キャシャーンの映画を観て。
 
僕の感想と、
その中に含まれる輪廻っていう部分ですね。
 
それについて、お話していきます。
 
よろしくお願いします。
 
 
 
キャシャーンっていう映画は
だいぶ前の映画、
もう10年ぐらい前の映画なので、
知らない方も多いと思うんです。
 
僕は10年ぐらい前にこの映画を観て
非常にカッコいいなと思って、
その当時の記憶があるんですけれども。
 
 
今ね、いろんなところで映画の見放題とか、
そういったサービスをやってるので、
 
たまたま、何かいい映画ないかな?と思って
スクロールしてたら、
キャシャーンが出てきて。
 
ああ、懐かしいなと思って、
何か学びがあるかな?と感じて
改めて見てみたんです。
 
 
 
正直言うと、
今見ると、
いろいろ突っ込みどころが多いなと。
 
まだまだ今よりも
知識も乏しくて若かった自分には
 
ただただ、カッコいいというふうに
映画に映ってたんですけども、
 
今見直すと、
ああ、いろいろと突っ込みどころが多い映画だな
というふうに感じたんです。
 
 
まあ、それがね、
映画の良さでもあり。
 
逆に、そういう突っ込みどころがあるからこそ
こういった話題っていうか、
ネタにできるっていうふうに
感じるんですけれども…
 
 
 
映画の中で、です。
 
まあ改めて、
ネタバレになってしまうんですけれども。
 
 
映画のその話っていうのは、
 
人間の愚かさっていうか、
戦争を繰り返したりとか、
 
あとは、憎しみの輪廻が終わらないっていうか、
数珠のようにずっと繋がってるっていう
そういった話なんです。
 
 
 
映画を観ていただくと
わかると思うんですけれども、
 
映画とかドラマとか、
よくある話ですけれども
 
輪廻っていうか、
同じところをグルグル回ってるっていうふうな
ストーリーなんです。
 
 
 
簡単に説明すると、
 
主人公の男性が、
伊勢谷友介さんが演じてる主人公が
いるんですけれども、
 
訳あって、
まあ、自分の決断で戦争に行って。
 
戦争に行って、
人を殺すシーンがあるんですけれども、
彼自身も戦争で死んでしまうんですね。
 
で、新しい科学の進歩によって
戦争で死んでしまったその主人公も
キャシャーンという、
カッコいい戦士みたいな形で生き返るんです。
 
その生き返った先で
起こる出来事っていうのは、
実は、彼が戦争で人を殺すっていう情景の中に
また入っていく。
 
そういった繰り返しっていうか、
デジャヴっていうか。
 
同じ夢を見ているような、
そういった輪廻を繰り返すわけですね。
 
 
 
それっていうのは
作品として、僕らは客観的に見てる。
映画の作品として客観的に見てるからこそ、
 
ああ、同じところを
グルグル、グルグルと繰り返して
そのスパイラルから
抜け出せないんだなっていう形で
しっかりと認識することができるんですけれども
 
いざ、自分自身が
そういった状況にいるのかどうか?
っていうふうなところに目を向けてみると、
 
そこに目を向けられないで、
実際のリアルな人生において、
同じところを
グルグル、グルグル回ってる人っていうのは
非常に多いわけです。
 
 
 
たとえば、恋愛とかでも
そうなんですけど、
 
前の彼にワガママなことを言っちゃって、
で、別れたと。
 
新しい彼ができたとしても、
また同じように自分のワガママを抑えられなくて、
その彼と別れてしまったと。
 
その次の彼も同じで・・・っていうことを
ずーっと繰り返すわけですよね。
 
それって、進歩がないわけじゃないですか。
 
 
でも、その人自身、
その女の子自身は
同じことを繰り返してるっていうふうに
わからないわけですよ。
 
 
 
これもね、よくある話ですけれども、
 
DVの人って、
DVを止めようと思っても
止められないわけじゃないですか。
 
相手の人に手を出して、
「ごめんなさい」
「申し訳ない」
っていうふうに謝るんですけれども、
 
自分がまた相手に対して
不満とか怒りとかがあると、
同じように手を上げてしまう。
 
 
DVって今、手を上げてしまうことだけじゃなくて
女性から男性への言葉の暴力とか、
それも含めてDVですけれども、
 
それっていうのは結局
その人自身が同じところをグルグル、グルグル回って、
その輪廻っていうか
スパイラルから抜け出せないわけですよね。
 
 
 
作品の中で、
憎しみっていうのは憎しみで返すこと、
復讐で晴らせるわけじゃないと。
 
憎しみは憎しみを離れてこそ、
その憎しみから解放されるっていう
 
釈迦の言葉、釈迦の教えも
出てくるんですけれども、
 
 
それっていうのは
憎しみだけじゃなくて
暴力とか、悲しさとか、
あとは、自分の言いたいことをはっきり言えないとか…。
 
優しさとかも、
必要以上に優しすぎるっていうのは
良くないんですよね。
 
 
 
たとえば、これは、
ご相談にみえた方でも、そうだったんです。
 
いつもその人は優しいわけですよ。
 
周りにも
「スゴイ優しいね」っていうふうに言われて、
いつもニコニコしてっていうふうに、
すごく人懐っこい方がいるんです。
 
 
でも、たとえば
何か相手に嫌なことをされたりとか、
注意すべきことがあったときに、
それをちゃんと人に言えないんです。
 
「それは止めたほうがいいよ。」
「それは改善したほうがいいよ。」
っていうふうなことがあるにも関わらず、
 
彼の優しさゆえに、
それを言わないほうがいいっていうふうに
思ってしまって、告げられない。
 
 
それっていうのは
一見、優しいように見えるんですけれども、
優しさを勘違いしてる。
 
相手に落ち度があるんだったら、
それは言いにくいかもしれないけれど、
相手に気付かせてあげる事こそが
本当の優しさっていうか、
大事なことであって。
 
 
それはそれで、その方自身は、
優しさっていうところ、
相手への甘さとも言えるんですけども、
 
その輪廻をグルグル、グルグル回って、
同じ失敗を繰り返してしまう。
 
 
 
もっと詳しく、その方の話をさせていただくと、
お金の貸し借りが甘かったりとか、
 
あとは、自分のキャパ以上、
自分の容量以上に仕事を受けたりとか、
 
プライベートの予定を入れてしまって、
相手に断わることができなかったりとか。
 
で、自分の失敗っていうか
今回も言えなかった、とか。
 
それがうまくできなかったってことで
必要以上に自分を責めてしまうっていう、
そういった状況があったわけですね。
 
 
それっていうのは、
今これを聞いてる、あなたとか、
客観的に見れる人にとっては、
 
そんなこと、ちゃんと言ったらいいじゃん、とか
それを止めたらいいじゃんっていうふうに
簡単に思えるんですけども、
 
自分自身のことって
なかなか見れないわけですよ、自分で。
 
自分で自分の髪を切れないし、
自分で自分の手術って
出来ないじゃないですか、お医者さんも。
 
ま、ブラックジャックは別ですけど。
 
ブラックジャックは自分で自分のお腹切って、
メスで切って、手術できますけど。
 
どんなに上手い美容師さんでも、
自分で自分の髪を理想の形でセットすることは
難しいでしょうし。
 
 
それと同じように、自分の欠点っていうのは
なかなかやっぱり自分自身では
見れないんですよね。
 
 
だから、そういった輪廻っていうか、
同じところをグルグル、グルグル
回ってしまいがちだっていうのを、
このキャシャーンっていう映画を観て
感じたんですね。
 
 
 
この設定っていうのは
キャシャーンだけじゃなくて、
 
いろいろなドラマとか映画でも、
 
自分が良かれと思ってやっていたことが
実際にはそれをこう、
その原因、その苦しみとか悩みの原因を
自分自身が作り出してた、みたいなの、
 
そういったオチで終わる作品って
多いと思うんですけれども、
 
実際の自分の人生、
僕らの人生においても
そういったことって非常に多いわけですよ。
 
 
 
なので、これを聞いてる
この瞬間があるっていうことは、
 
もしかして、あなたにとって、
そういった状況が今、あるかもしれない。
 
これを聞いてるっていうことは、
この音声に今、縁があったってことは、
 
それを引き寄せたっていうか、
あなたに必要だからこそ
めぐってきた部分があるんで。
 
 
もし、そういうふうに
今、何か自分なりに頑張ってるんだけど、
そこからなかなか抜け出せないと。
 
そういったときには、もしかしたら
その、あなたが頑張ってることっていうのが
皮肉にも、あなたの首を絞めて
苦しめてるかもしれない。
 
 
だから、その輪廻っていうか、
そこを抜け出せるように、
そこから抜け出せるように。
 
自分自身でね、
自分のことを見るっていうのは
なかなか難しいので。
 
 
そういったときには、
まあ僕にご相談いただいてもいいですし、
誰か相談できる相手とか。
 
友達とか家族とかに聞いてみるっていうのも、
ひとつなので。
 
そこから抜け出して、
で、次の段階に進んでいけるように。
 
そういった1つの
キッカケになればなと思って、
今回もお話をさせていただきました。
 
 
 
ぜひですね、その輪廻っていう部分。
 
自分が同じところを
グルグル、グルグル回ってないか。
繰り返してないかっていうところに目を向けて
 
あなたの人生をより良いものにしていただければ
僕としても非常に嬉しいです。
 
 
今日もありがとうございました。
 
それでは、失礼します。




引用元:キャシャーン×輪廻を読み解く