私が記憶喪失になったのは
3月11日の朝でした。
私は看護専門学校2年生で
その日は3ヶ月の看護実習最終日。
いつものように駅に行き
実習先に向かっていたはず。
(後から母に聞いた)
目覚めた時はなんだ明るい部屋で
誰かが私に話しかける。
そこで初めて私の名前を知った。
どうも看護師さんらしい。病院の名前を知る。
その後、知らないおばさんが私に話しかける。
誰?分からない。
話しを聞いてるとどうやら学校の先生らしい。
自分の名前を聞いて
ああ~そんな名前だったな、て感じ。
お母さんあともう少しで来るから、
て言われたけどお母さんの顔
分からない。
先生の話を聞くと
どうやら同じ看護学校の女の子が
駅の階段の下で私が倒れているのを
見かけたらしく学校にも連絡がいったらしい。
その子の名前を聞いても誰か分からない。
顔も名前も何もかも思い出せない。
誰か分からないと小声で言う。
そこで初めて記憶がないと先生に伝わった。
そうこうしてる内にお母さん到着。