(高校生でIｇA腎症になって１６年、再就職先でもなんとか楽しくやっていました）
前回からの続きです
こんな私でしたが、なんと結婚することになったんです
相手は会社の人で、子供はいなくてもいいと言ってくれました。
病院の外来に行った時に、担当の先生から
「結婚するのだったら、今の腎機能がどれくらいか調べたい。」と言われ、
３度目の腎性検をすることになりました。
また手術～
また切るの～
腎生検の結果はというと…
進行は止まっていて腎機能は４０％くらいでした。
この結果で先生は、
「妊娠しても大丈夫な薬にしておいたから、いつ子供作ってもいいよ
」と…
」と…嬉しい反面、なんか半信半疑、本当に喜んでいいの
あとから、やっぱりダメでした・・・なんてことないよねと思いながら
３回目の腎生検から１年後、結婚しました
こんなハンディがある私が結婚できるなんて信じられませんでした
３か月後妊娠が発覚し、腎外来の担当の先生に報告しました。
先生は「良かったね！」と、言ってくださったんです
腎臓が悪いと、なかなか妊娠しづらいそうなんです。
先生にそう言われたことは素直に嬉しかったけど、
やっぱり本当に大丈夫
という気持ちもありましたね
という気持ちもありましたねさっそく、産科の方に回してもらいました。
産科の先生にも、「おめでとうございます
」と言われたので、
」と言われたので、「あの～、血圧も高いし、クレアチニンも１．５あるんですけど、
本当に産めるんですか？」と聞いたら、
カルテを見直して、「やめた方がいいですね」と言われてしまいました
」と言われてしまいました私の病状を知った産科の先生は、
産むことにあまり賛成ではない様子でした
腎臓内科の先生に産科の先生宛にお手紙を書いていただきました。
何て書いてあるのかすごく気になって、待ち時間にチラッと…
「出産は不可能な状態ですが、よろしくお願いします。」
とだけ書いてありました。
産科の先生は、しぶしぶ～って感じでしたかね
まぁ、いいやきっと大丈夫
きっと大丈夫何が大丈夫かわからないけど…
４週目が過ぎて、いよいよ母子手帳のもらえる時期に
産科の先生は、相変わらず
「この周期になってしまったね。とりあえずおめでとう。
ここまできたら、２０週まで頑張って。」
ちなみに、先生はとっても良い先生です
実は、産科の方の技術の進歩で、
２０週になったら母体から出して
保育器で育てることができるようになったらしいのです
この時、産まれてくるのか産まれてこないのかわからなかったけど、
母子手帳を受け取った時は、本当に嬉しかった
一生、手にすることがないと思っていた母子手帳…
ただ万が一の場合のため、
妊娠したことは親以外には誰にも言えませんでした
続きます