重~~い腰をやっと上げ、来年小学校1年生になる息子のランドセル選びを始めました
いや、ランドセル選びが苦痛なわけではなく、かといって楽しみなわけでもなく…
色を選ぶの難しいんだもん!!
性能とかブランドにはこだわりゼロ。
色で決めちゃえ。
ランドセルのカタログ片手に息子に何色がいいか問うと、「ピンク」。
次に「水色」
「紫」
私(と夫)、「……」
息子は冗談でなく本気です。
黒はどうかと提案すると、嫌!と断固拒否。理由は「黒だから」と。そうだよね、嫌なものは嫌よね。
私のせいだろうか。
ピンクや可愛らしいものを中心とした情操教育をしてきたせいかしら。
Eテレ“おかあさんといっしょ”の歌のおにいさんや体操のおにいさんのようにピンクや赤を着こなして(使いこなして)欲しくて、息子の服や持ち物に関しては暗い色を避け明るい色やピンク系を選んできました。
そういう色を身につけていると、優しい雰囲気の人になれる気がしてさ。周りから見ても、暗い装いの人より明るい色を身にまとっている人の方が親しみもてるじゃん(ゆういちろうおにいさんがまさに!)。
そんなこんなで、ピンクをはじめとした明るいカラーの好きな男子となりました。
ピンク好き男子はさておき、昭和生まれでランドセルは男子は黒、女子は赤が当たり前だった時代の我々からしたら男の子のピンクのランドセルって、やっぱり一瞬「!?」ってなりますよね
声変わりしてひげが生えかけて日に焼けた真っ黒な高学年の男の子がピンク…
多様性の時代とはいえ、昔ながらの頭の固い人間の多い田舎住まいなので(←悪口だよ)、ピンクを持つ男の子は良くも悪くも目立つだろう。
心無い同級生に「男のくせにピンク」とからかわれたらどうしよう(夫はこれを心配しています)。
そしてその古い考えから抜け出せず偏見を持っている夫はNo!ピンク!の一点張りで、「漢なら黒!せめて青!(ただ自分が青色が好きなだけ)」。ランドセルを黒にして、小物をピンクにすればという(そこは許せるらしい)
でも不確かな未来のことより、私は今の息子の気持ちを大事にしてあげたい。
もし色と性別のことでからかわれても、自分の気持ちを大事にせよと親として話してあげたい。
周りの子は好きな色を選ばせてもらっているのに、息子だけ大人の都合で好きな色を選ばせてもらえないなんて不憫よね。
ピンクが欲しくても買ってもらえない息子が、ピンクを持つお友達を見てどう思うか…
学年が上がって息子の好みが変わったら、好きな色を買い直せば良いよね。
そして!
時代というのか、今はランドセルカバーなるものが存在するんだよね
カバーの使用も検討中です。
今日ショッピングセンターにて赤、黒、青を背負ってみました。
青は、息子の好きなキュアスパイシー(プリキュア)のテーマカラーだよ。新幹線“かがやき”、貨物“桃太郎”、の青だよ。
黒でもサイドにピンク色が入っててキュートだよ。ラブリーなハートやネコちゃんのワンポイントが目立って可愛いよ。パトカーも黒だよね。
そして赤は息子の愛する消防車の色、夫の愛するカープの色! 戦隊もののリーダーも赤ですが息子は戦隊ものには興味ゼロなので…
あれこれ背負わされた息子、こめかみに汗かいてる。
私の中では息子のテーマカラーは赤色なので、ピンクよりも赤のほうが似合う気もするのだけど。
ってこういう親の考えが実は良くないのでしょうか…
ピンクが良いと言いながら実物を見るとアレもいいコレもいいと言い出し、やっぱり一つに絞れない
まぁ1年生のうちは黄色いカバーを付けてしまうから、色なんて見えないけどさ。
以上、まとまりの無い長い独り言でした