真央、調整に苦しむ…直前練習でもジャンプ安定せず（12月27日(日)14時22分）
フィギュアスケートの全日本選手権は２７日午後、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで、女子のフリーなどが行われる。同日午前には女子が会場で公式練習を行った。
最終組の６人は午前１１時２５分から３５分間、リンクに入った。序盤にトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）を決めた浅田真央（２５）＝中京大＝は、続いて３回転フリップから２度の２回転ループにつなげる連続ジャンプなどをチェック。その後、苦手のルッツジャンプの調整に取り組んだが、空中で体が開いて１回転になったり、オーバーターンでふらついたりと苦しんだ。
自分のフリー曲「蝶々夫人」がかかった際には、冒頭のトリプルアクセルは何とか着氷したが、その後のルッツを続けて失敗。さらに、難度の低い３回転フリップジャンプが２回転になるなどし、「思うような演技ができない」と嘆いた前日と同様の不安を残した。
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