浅田3位でファイナル進出 宮原がGPシリーズ初優勝(11月28日(土)21時17分)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯は28日、長野市ビッグハットで行われ、女子ショートプログラム(SP)4位の浅田真央(25=中京大)はフリーで120・49点と得点を伸ばせなかったものの、合計182・99点で3位に入り、GPファイナル(12月・バルセロナ)への進出を決めた。
SP首位の宮原知子(17=大阪・関大高)がフリー133・58点、合計203・11点と自己最高得点をマークしてGPシリーズ初優勝、初のファイナル進出を決めた。GPシリーズデビュー戦でSP10位の木原万莉子(18=京都醍醐ク)はフリー108・23点、トータル163・19点とともに自己ベストを更新したものの、順位は変わらず10位だった。
浅田は冒頭のトリプルアクセル(3回転半)に失敗すると、続く3回転―3回転では2つ目は2回転になるミス。さらに後半の3連続ジャンプでは最初の3回転フリップの着氷でバランスを崩し、単独ジャンプになってしまうなど精彩を欠いた。それでも高い表現力でフリー2位となり、表彰台を死守し、ファイナルへ駒を進めた。
宮原はすべてのジャンプを成功させるなど、ほぼノーミスの堂々たる演技で浅田らを抑えて頂点に立った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00000144-spnannex-spo
【真央の一問一答】残念な試合になった (11月28日(土)21時41分)
「フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦・NHK杯」(28日、長野ビッグハット)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位からの逆転Vを狙った元世界女王の浅田真央(25)=中京大=は、ジャンプに精彩を欠いて120・49点。自身2季ぶりとなるGPファイナル(12月・バルセロナ)進出は決めたが、SPとの合計182・99点で3位に終わった。以下は浅田のインタビューでの一問一答。
-復帰したNHK杯で3位表彰台。今季を振り返って。
「私のショート、フリー含めての演技は、やっぱり自分が思ってるような演技ができなかったので、残念な試合になってしまいました」
-日本のファンは楽しみにしていたし、多くの応援があった。
「そうですね、ショート、フリー合わせてたくさんの方が観に来てくださっていたので、私自身もいい演技をして恩返しをしたい、声援にも応えたいという気持ちがあったんですけども。それが叶わなかったのが私自身、すごく残念です」
-GPシリーズファイナルを決めた。
「ファイナルに向けてはもう時間がないので、今回自分ができなかった演技というのを振り返って、気持ちも、技術も、また新たな気持ちでもう一度、全てを見直していきたいと思います」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00000081-dal-spo
【宮原の一問一答】目標の200点台を出せた (11月28日(土)21時42分)
「フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦・NHK杯」(28日、長野ビッグハット)
女子フリーが行われ、SP首位の宮原知子(17)=関大高=が133・58点をマーク。27日に行われたショートプログラム(SP)と合わせ合計203・11点と自身初の200点超えを果たし、3位の浅田真央(25)=中京大=とともに12月のGPファイナル(バルセロナ)進出を決めた。以下は優勝インタビューでの宮原の一問一答。
◇ ◇
-おめでとうございます。
「ありがとうございます」
-NHK杯初優勝です。
「まだ全然実感がなくて、でもすごくうれしいです」
-持っているものを出せたのでは?
「フリーでは最初はちょっと緊張してしまったんですけど、なんとか最後までうまくできたんでよかったです」
-200点台を超えた。
「目標にしていた200点台を出せたので、これからもっと点数を出せるよう頑張りたいです」
-1つ1つのジャンプが丁寧だった。
「練習ではずっとしっかり跳べてたので、自分のできることをしっかりやりたいと思って滑りました」
-フリーの演技が終わる前にすでにスタンディングオーベイションだった。
「(笑顔で)最後のジャンプ降りた時に、自分でもいいジャンプが跳べたと思ったので、あとは何点でもいいかな、と思って滑りました」
-GPファイナルシリーズへの出場が決まった。
「GPシリーズファイナルではしっかり、思い切って、今日以上の演技をしたいです」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00000082-dal-spo