ユース五輪で逆転の銀メダル | 浅田真央さん&浅田舞さん 応援ブログ

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140cm!小さな新星・宇野、ユース五輪で逆転の銀メダル (2012.1.29 07:00)

$浅田真央さん&浅田舞さん 応援ブログ 今や世界でも屈指の選手層を誇る、日本の男子フィギュアスケート界に“小さな新星”が現れた。14歳の宇野昌磨(しょうま)=グランプリ東海ク=は、140センチの小さな体を躍動させ、オーストリア・インスブルックで22日まで行われた冬季ユース五輪で銀メダルを獲得した。初出場だった昨年末の全日本選手権でも、経験豊かなシニア選手と競って29選手中9位に食い込み、才能が開花しつつある。「お兄さんたちのように、上手に滑れるようなりたい」と誓う。(榊輝朗)

武器は体全体での表現力
 ユース五輪では見事な逆転劇を見せた。ショートプログラム(SP)で6位と出遅れる中、フリーでは2位の115・63点と巻き返し、合計167・15点で堂々の銀メダルを獲得した。「メダルが目標だったので、うれしい」と笑った。

 昨年12月に14歳になったばかり。表情にはあどけなさが残り、身長140センチ、体重31キロと体も小さい。ジャンプ、スピンなどには男子特有のダイナミックさはない。それだけに、サイズが大きくなるであろう将来への期待は大きく膨らむ。

 武器は、小さな体をいっぱいに使った表現力にある。静かな曲でも、激しい曲でも、リズムに乗って手足が動く。喜怒哀楽に満ちた表情も、曲調に合わせて自在に変化していく。表現力を示す5項目の演技構成点で、ジャンプのミスを消した。

 ジュニアグランプリシリーズの出場経験はあるものの、ユース五輪の大舞台は初めて。緊張の中で素晴らしい結果を残した。「満足できる踊りができた。大きな大会に出て、経験にも勉強にもなった」と、貴重な時間を積み重ねた。

名匠の下で才能伸ばす
 昨年12月23、24日に大阪・なみはやドームで行われた全日本選手権でも存在感があった。初出場ながらシニアの強豪に混じり、29人中9位の大健闘。小さな体がリンクで躍動するたび、客席からは大きな歓声や拍手が湧き起こっていた。

 フリーを終えた宇野は肩で息をして現れた。全日本選手権のようなシニアの大会は、ジュニアの大会よりフリーの演技時間が30秒長い。演技時間も大声援も初体験。「声援が聞こえて、ちょっと張り切り過ぎた」と苦笑まじりに振り返った。

 女子のエース、浅田真央(中京大)らを指導した山田満知子コーチの下、5歳でスケートの世界に入った。幼い頃から数々の大会で優勝し、昨年10月のジュニアグランプリ・エストニア大会では銅メダルを獲得。勢いがついてきている。

 あこがれの選手は2010年バンクーバー五輪で銅メダルを獲得し、直後の世界選手権で王者になった高橋大輔(関大大学院)。「高橋選手みたいに、ステップを見ているだけで楽しくなる、すごいなと思える選手になりたい」と意気込む。

 全日本の成績が高く評価され、ジュニアの世界選手権(2月27日~3月4日、ベラルーシ)代表にもなった。「もっと体力をつけて、練習しているトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳べるようになりたい」。成長は止まらない。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120129/oth12012907010000-n1.htm