仙台・一番町の書店「金港堂」本店が、ビルの老朽化の為に、来月いっぱいを以て閉店するとの事です。まあ、1966年築のビルですし、あのNODA-YAの入っていたビルと同様、震災によるダメージは免れなかったのでしょう。
かつて私が仙台に居た頃は、この金港堂の他にも、高山書店、アイエ書店、宝文堂、協同書店といった仙台資本の書店が存在していましたが、現在では、それらも悉く閉店してしまいました…。もっとも、金港堂は泉パークタウン店、石巻店、大河原店の方は引き続き営業を続けるとの事で、廃業するというワケでは無いようです。
金港堂本店と言えば、仙台市民にとっては高校の教科書を販売していた事で有名で、私も某公立高に落ちた翌日に、滑り止めで受かっていた某私立高の教科書を買いに行ったモノでした…。
そして、現在は閉鎖されている2階の方は、かつてはコミックコーナーでして、成年コミックも現在のように密封されておらずに、堂々と立ち読み出来たモノでした。そこで目にした、とある成年コミックの描写があまりにも衝撃的な物だったので、以後私の性癖が歪んでしまったのも、今となっては良い思い出です(ヲイ)。成年コミックと言えば、先述の協同書店の3階も宝庫でして、戦車長殿は「協同書店・魔の3階」と呼んでましたっけ。
ところで、宝文堂の前でキャンディータイムを立ち読みしていたJS(ヲイ)は、果たして元気でしょうか…。あと、私が仙台に居た最後の年に、この金港堂本店の階段の所でわざと体当たりしてきたバカ親子は、果たして生きてるでしょうか…。