プレバンで、HG版ジーラインスタンダードアーマーの予約が始まりましたが…案の定、完売していました。
このジーライン、M-MSVの「RX-81」として、「スタンダード」「ライトアーマー」の2種類がデザインされた機体ですが、その一年戦争直後の機体らしからぬ装飾過多なデザインは、発表当時から賛否両論でした。勿論、私は「否」でしたよ。
後年、ゲーム『機動戦士ガンダム戦記』に登場させるにあたって、カトキ氏によるリファインが施された上で「ジ―ライン」の名称が与えられましたが、それでも違和感は拭えませんでした。私も、昨年発行した本に掲載しようと思っていたのですが、上手く纏め上げる事が出来ずに断念いたしました…。
元々、この「RX-81」とは、MSVにおいて、GMが結果的に不完全な量産型MSとなってしまった事に対する「ガンダムの完全量産型」として、小田氏によって設定された機体でした。それだけに、もっとガンダムに近いデザインになるかと思いきや…。『ガンダムデイズ』によれば、そのコンセプトに基づいて描かれたラフデザインが、現在小田氏の手許にあるそうですが、いずれ、グレメカあたりで公開していただきたいものです。