スレッタがエアリアルFb（仮）を降ろされる事になってどうなるやらと思ってたら、特番で1週挟む事になって視聴者をやきもきさせる事になってしまった今週の『水星』、そのスレッタは、グエルとの決闘に敗れた事でエアリアルFbを降ろされるのみならず、「ホルダー」としての地位も奪われてしまったにもかかわらず、つとめて明るく振る舞うのですが、そんなスレッタを、チュチュ達地球寮のメンバーは訝しむのでした。
一方、グエルのジェターク社は、ミオリネの（株）ガンダムと手を組む事になったにもかかわらず、融資先からの支援を得られず、かてて加えて、シャディクのグラスレー社がペイル社のBBA共と手を組んだ事になった為に、ベネリットグループ内の勢力構図が2対1となってしまい、グループ総裁選に圧倒的に不利となってしまうのでした。そこへ、プロスペラの提案として、地球上の反ベネリットグループのデモ隊と手を組む事になり、グエル達は地球に降りる事に。エアリアルFbは、その際の戦力としても用いられる事になったのでした。
そして、ミオリネから突き放されても健気にミオリネの菜園のトマトを世話していたスレッタに対し、チュチュはその胸ぐらを掴んで、その思いをミオリネに直接ぶつけるように促されるのでした。それで、みんなでミオリネの許に行く事になったのですが（マルタンは一人で留守番をする事に…）、検問に引っ掛かって（どうやらこのA.S.世界のハロはAIの端末としての役割を担っているようです）、スレッタ一人が入れる事に。そしてミオリネを探す中、修理が成ったエアリアルFbに久し振りに出会い、コクピット内に入るように促されるのでした。そして宇宙空間に出たスレッタとエアリアルFb。そのコクピット内で、スレッタはエアリアルに取り込まれていたエリクトの霊（違）から、自分はエリクトのクローンであった事（やはりそういう事か…）と、「クワイエット・ゼロ計画」によってもはやスレッタは必要なくなった事を告げるのでした。呆然としたまま宇宙空間に投げ出されたスレッタを、プロスペラが抱きしめるのですが、そのプロスペラは「学園に戻りなさい」と、スレッタを冷たく突き放すのでした。心の支えだった母とエアリアルから拒絶され、宇宙空間で泣きじゃくるスレッタ。それは、動物が巣立ちの際に母親から突き放される光景にも似た物ですが、これからスレッタはどうなる事やら…。