「出過ぎた杭は、もう打たれやしない」。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 ガンダムファン同士の集会を仕切っていた某サークルの連中袂を分かって…と言うよりは、一方的に絶縁されてから、本日で丁度四半世紀を迎えます。ちなみに、この8/16という日は、学生時代の頃から何故か悉くロクな目に遭わない日でしたので、私は「不幸の特異日」と呼んでます。今年も、母が帰省の日時を指定してきたので顰蹙を買いながらも有給を取ったのですが、台風7号の所為で帰れませんでした…

 当時の私は、同人活動を開始してまだ2年目という事もあり、サークル間の「仁義」という物をまだよく理解していなかった為に、委託先のサークルに迷惑を掛ける事になって連中の顰蹙を買ってしまったりと、私としても反省すべき点は多々ありました

 しかし、それ以上に、連中は私に対して

何やあの浦木ってヤツ、後追いガノタのクセに生意気やなぁ

せやな、出る杭は早目に打っておこうや

仙台出の田舎モンに、身の程を思い知らせたれ

難癖を付けて、仲間うちから追い出してまえ!

…という意図が明らかでした。以前書いた「『浦木光太郎』は連中に殺されてしまったようなモンだ」とは、この事を指しています。きっと連中は、私の才能嫉妬していたのでしょう…などとアミバめいた事(苦笑)を言うつもりは毛頭ありませんが、少なくとも、私の性格のみならず、私個人のガンダム観とか絵柄とかが、連中のお気に召さなかったのでしょうね…って、なーにが「来る者は拒まず」「全肯定」だよ。そんなワケで、25年前のこの日の夏コミ終了後に、この集会の代表者である某氏から絶縁を告げられたのでした…。

 この某氏は、私が初めてコミケに足を運んだ1995年当時、サークルで小冊子を無料配布していました。その内容は、ガンダムの送り手側に対して苦言を呈した(それも、相手が富野氏であろうがお構いなく!)物でした。当時、ガンダムの送り手側に少なからぬ不満を抱いていた私は、その小冊子を手に取って読んで、その歯に衣着せぬ内容に激しく同意したものでした。そして、私も同人活動を始めるようになってからは、彼を見習って、同人誌を通じて、送り手側に対して「物申す」ようになりました。ところが、それから某氏は転向して送り手側に日和るようになってしまい、私としては、梯子を外された格好となってしまったのです(怒)。それ以降、彼はほんの些細な事までも「ツッコミ」と称して私の揚げ足を取って非難するようになり反論を一切許さないようになってしまいました。年賀状が来た際も、私の宛名に誤字があったのでクレームを入れたのですが、無視されてしまいました。それまで彼の事を「同人活動の先輩」として尊敬していた私ですが、正直「こんなヤツを尊敬してたのかよ…」と幻滅してしまいましたよ。

 実は、当時、集会の仲間うちで「それまでのガンダムの設定を一から再構築する本」の発行を計画していまして、どういうワケか私がそのメカデザインの担当に選ばれる事になり、「センチネル0079版」が至高と考えていた私は、不承不承ながらも周囲の意見を取り入れてデザインワークを行なっていました。ところが、私の与り知らない間に、仲間うちで意見が対立した事により、その本の発行計画がいきなり中止となってしまったのです。そうとも知らずにデザイン作業を続行していた私への連絡は、だいぶ後になってからの事でした。考えてみれば、四半世紀前の時点で既に多種多様なガンダム観が乱立していたというのに、それを今更一本化しようなどというのは、到底無理な話でした。今にして思えば、その時にこの集会から身を退いておくべきでしたよ…。

 その本の発行計画の中止の原因となった某似非ライター氏は、自分が「業界入り」した事の調子に乗って、私の出した本の内容が気に喰わないってんで、私をファミレスに呼び出しては「潰してやる」などと恫喝を行なう一方で、コミケ今は亡きCレヴォの準備会へ、一時期私に対する誹謗中傷を行なって当選しないようにさせ当サークルの活動を妨害していました(Cレヴォの後継イベントと言われている1への参加を当サークルが拒否しているのは、この事に由来します)。まんま『大同人物語』の世界ですね…。その尻馬に乗って、サークル参加していた時の私を面罵していた集会参加者も居ましたし()。この時は、あまりの酷さに、隣のサークルさんから慰められる程でしたよ…。

 その後しばらくして、この某氏のサイト上の掲示板で、この似非ライター氏と某氏は些細な事を切っ掛けにして喧嘩状態となり、その似非ライター氏によるヤクザめいた脅迫を前にして、某氏は逃げ隠れする事態となりました。しかし、結局、業界から干されて潰されたのは、この似非ライター氏の方でした…。「オレはガンダムの設定を変える力を持っているんだ」とまで豪語してたクセになぁ。

 

 …まあ、私としても、ここ最近はオンデマンド誌ばかりでしばらくオフセ誌を発行出来ていない(汗)とはいえ、四半世紀以上にわたって同人活動を続けてきただけあって、ガンダム同人界ではそれなりの地位を築いてきたという自負はありますし、こんな了見の狭い連中とは、今更ヨリを戻そうなどとは思いませんがね。連中とはもう20年以上も口をきいてませんし

 もっとも、連中が私をバカにしてくれたからこそ、その口惜しさバネにして同人活動を続けて来れたんですから、そういう意味では、連中に感謝しなくてはいけませんね。