今月はHJ誌もMG誌も、あまり見るべき記事はありませんね…。 | 有栖川まおの愛が止まらないR

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「有栖川まお」のガンダムで倉木麻衣な日々の出来事を綴ったブログです。

 今月のHJ誌は、『BRAVE SAGA HISTORY』と題して、勇者シリーズの特集という事で、小冊子「勇者シリーズトイクロニクル」が付録されていた為に、立ち読みが出来ませんでした…。中身を確認してから買ってくって人も多いでしょうに、そうやってどんどん読者を減らして行くスタイルを貫き続けるつもりなのでしょうか…。

 そしてMG誌の方は、『実録! 工具体験談』と題したツールの特集。いつもの工具だけじゃなくて、「こんなのもあるよ」という特集なのですが…やっぱりみんな使い慣れた工具を使ってますよねぇ? いつぞやは、巷で話題だったアルティメットニッパー大枚叩いて買ってきたモノでしたが、イマイチ使い辛くて初期不良もありましたしねぇ)、結局、いつものタミヤのニッパーを使用しているのが現状です…。

 

 …それにしても、書店の店頭で驚きましたよ。何がって、小学館の『学習まんが 少年少女 日本の歴史が、この度全面リニューアルされたのです。小学生の頃、これの初版を母に買ってもらった事がきっかけで歴史にハマるようになったのですが(元々、親父が歴史好きだったって事もありましたが)、後にB●●K ●FFで久し振りに読んでみたら、第1巻の「日本の誕生」が、例の旧石器捏造事件の影響を受けてか全面的に描き直されていたり、昨今の歴史に関する様々な新説(最近は「関ヶ原の合戦は無かった」などという説まで出てきたりして、もう何が何やら…)を受けてセリフが差し替えられていたり、十返舎一九の顔が丸ごと描き直されていたり(滝沢馬琴と間違えてたのかな?)、第20巻以降も昨今の情勢を受けて大幅に描き足されていたり(ちょっと自虐史観的になってしまってたのが気になりましたが…)で、思わず、刻の流れを感じさせられてしまいましたよ。この度の全面リニューアルに至ったのは、そうした改訂が追い付かなくなってしまった事によるのでしょうが、私としては、古代・中世・近世といった時代区分ごとに異なる漫画家を起用した為に印象がバラバラになってしまった今回のリニューアル版よりも、1巻から21巻まで一貫して手掛けてきたあおむら純先生(聞くところによれば、元々藤子プロの人だったそうで…)の手による旧版の絵柄の方が好みです(第22巻「平成の30年」だけは森本一樹先生の手による物ですが)。あの親しみやすい絵柄があったからこそ、累計2000万部(!!)という記録が打ち立てられたのでしょうから。