介護保険改正に向けて
介護職員待遇改善の議論が始まっています。
平成21年のデータによると(月給者)
訪問介護員 約187,000円
サービス提供責任者 約217,000円
介護職員 約192,000円
看護職員 約253,000円
ケアマネージャー 約255,000円
全産業では約32万円。
飽くまで全国平均なので都市部は
もう少し上がるのでしょうが
10万円も差があるのは業界として心配
2011年までは一人約15,000円の
交付金が出ることが決まってますが
2012年以降、この処遇改善が
これまでのように交付金で行うのか
介護報酬を引き上げるのか。
今回の改正議論の見所です。
個人的には事務手続きの煩雑さもあり
交付金などではなく介護報酬を
引き上げる方が良いと思います。
しかし巷の噂では現在の交付金を
職員へ還元していない事業所もあるとか・・・
こんな調子でいると、介護報酬を上げて
も職員に還元しない事業所がたくさん出て、
結果的に働き手がいなくなってしまいます。
交付金、報酬アップ、どちらにしても
現場に還元できる仕組みを
構築していきたいものです。
もちろん介護職員側もその分報酬に見合った
価値を生み出せるようにならないと
いけませんけどね。
西谷