みなさんこんにちは![]()
今日も暑いですねぇ![]()
天気予報を見ると向こう10日間くらいは同じような暑い日が続くようです…
昨日担当利用者さんの娘さんから連絡をいただきました
現在入院中の方が老人ホームに入所することになりました
その方は奥さんと二人暮らしですが、奥さんは精神的に弱い部分があり、利用者さん(旦那さん)の介護などで精神的に負担となり暴言が出てしまいました![]()
いろいろ言われることで精神的に落ち込んでしまったご本人は食事が摂れなくなり入院となり、退院の際は奥さんの精神的なことを考えると在宅復帰は困難と判断となってしまいました![]()
今までたくさんの虐待の事案を見てきました![]()
中にはご自分の精神的な不満などの発散のために虐待をしている方もいるかもしれません
私が見てきた方たちはご自分が虐待している意識がなかったり、精神的に弱かったり病気をお持ちだったりして虐待をされている場合が多いです。
虐待されている方は当然ですが、虐待している方も精神的に辛いことが多いのです![]()
他人の私たちが介入することで好転する場合もありますが、長い間で構築された夫婦や親子の間の事情や感情に新参者で他人の私たちが入り込みにくい場合もあります。
包括支援センターの方や役所の方と連携をとり介入していきますが、一度崩れた人間関係を再構築することは困難な場合が多く、離れる時間を多く作ったり、それでもだめであればお互いに距離を置いたりします。
金銭的な虐待であれば他の家族の方に介入をお願いしたり、成年後見(権利擁護事業)などを利用します。
いずれにしても人間は感情の生き物であります![]()
相手を思いやる気持ちが必要ですね
今回の方は娘さんたちのご協力もいただきながら関ってきましたが、奥さんとは距離をおいて再生活を送ることとなりました
人の気持ちを変えることはとても大変です
そのご夫婦のお互いの言い分はよくわかることであります。
我々が介入したときに関係が良好であれば、大きく歯車が狂わないうちに介入し、お互いで謝ったり許したりする関係に変われるよう普段から観察は必要ですね。
その方には月に何度も訪問し話を聞いてきましたが、知らない事実がありました。まだまだ修行が足りないということですね![]()
普段のケアマネの業務が作業にならないように、日々アンテナを張り巡らしていかなければです
むかさ