歴史の話は好きですか?
私は日曜日から湯河原温泉に行って来ました。
もう何回も言っており行きつけの旅館に泊まるのが好きなのです。多分その旅館がなくならない限り一生行くでしょう。
さて、今回は湯河原駅前の観光案内所で教えて頂いた『城願時』にいってきました![]()
入口から放たれているオーラを感じずにはいられません![]()
何か感じるお寺や神社は何か『持ってます』![]()
門をくぐり階段を上がっていきますと、天然記念物『びゃくしん(樹齢800年)』があります。その前をおじさんが掃除している図です。
びゃくしんを仰ぎながら階段を上がっていきますと・・![]()
おじさんから『こんにちは~
』と声を掛けていただき、返事をしますとそこからびゃくしんの説明を始めてくれました。ほ~ほ~と聴いていますと、何やら『実に興味深い(笑)』エピソードが・・
かつてこの地は源頼朝が平家と戦った地であり、城願寺は頼朝の家来であった『頼朝七騎』と称される武士の一人、土肥次郎実平の菩提寺であると・・。土肥次郎実平は頼朝が信頼を寄せ、他の武士に土肥の武士らしい振る舞いを見習いなさいとまで言わせた武士です。その土肥が手植えしたのがこのびゃくしんであると。
おじさんが熱弁してくれるのを聴き入っていると、『若いのに偉い』と話を聴く姿勢を褒めていただきました。そして・・これをくれました。
これは寺の敷地内にある『梛(なぎ)の葉』で縦に筋が入っています。縦に引っ張っても容易には破れません。一本ならず何本も縦にのみ筋が入っています。土肥次郎実平の筋の入った強い武士の様や武士の主従の関係を表すにふさわしい葉だな~と思いました
おじさんからの何かメッセージがあった
・・・かどうかは定かではありません(笑)
おじさんが『また、晩秋の頃に来てください。ここからの景色がきれいですから。』と言ってくれました。
『おじさん、また会おうぞ
(殿っぽく)』と心の中で思いながら、『おじさんもお体お大事に
』とあいさつしました。是非また来ますよ![]()
あさひ


