おはようございます![]()
今週は寒い一週間だそうで…みなさん体調にはお気をつけを![]()
昨日はまだ若い認知症の方が退院され、退院後のプランなどの説明で訪問いたしました
利用者さんは男性で脳梗塞に伴う高次脳機能障害と若年性認知症があります
そのため感情がうまくコントロールできず、ご本人も一緒に住んでいる奥さんも悩んでいます
今まで入院していた病院のリハビリの担当の方から高次脳機能障害の説明と接し方などを教わってきたとのことですが、家族であるために奥さんも感情的になってしまうところがあります![]()
短い時間であれば奥さんも自由な時間が作れますが、思いっきり自由に過ごすには「無事に過ごしているか?」「転んでいないかな?」など心配がついてまわります
デイサービスや施設サービスなど馴染めない高齢の男性の利用者さんはけっこういるものです。
介護保険は高齢者の方たちを主な対象としてサービスをしていますので、若い方は更に馴染みにくいものです
最近はデイサービスやショートステイの職員さんが頑張って個別的に接していただけるところもありますが、まだまだそのような場所が少ないことと、職員さんの人員もギリギリで対応しているので、手がまわらないこともしばしばです![]()
以前担当していた利用者さんで、仕事をバリバリしていた方がくも膜下出血から高次脳機能障害と若年性認知症になり、記憶がその時代で止まっていました
「仕事をしたい」というのが口癖でしたが、5分前のことも忘れたり、タバコの火を消し忘れるなど仕事どころか、日常生活も見守りが必要でした
地域包括・役所の担当者・保健所の保健師さんなどにデイサービスやショートステイなどの相談をしましたが、良策は見つからず、ヘルパーさんに家政婦として見守りをお願いすることとなりました…
若年性認知症の方ですと、子供さんがまだ学生であることもあります。奥(旦那さん)さんとしては、夫(妻)と子供さんの両方のことで動かなくてはならず、精神的にも肉体的にも経済的にも大変であります![]()
高次脳機能障害の方を介護している方の集まりに参加し悩みや他の介護者の方の意見を参考にしたりしています。
高次脳機能障害の方だけではなく、認知症の方もそうですが、家族や介護保険サービスだけでは抱えきれない方を多く見ます
昨日は医療との連携も含めて地域で見守りがどのようにできるかなと悩みつつの帰宅であります
昨日の方は自宅に帰れたことで喜んでいました。多難かもしれないですがいろいろな人の力を借りて頑張ります![]()
むかさ