漫才塾 -38ページ目

漫才塾

大阪で開講中「漫才塾」の講義模様やイベントのレポートです

とうとう師走に突入した日本列島。

漫才塾の授業レポートも今回を入れて残り二回となりました。

それでは早速まいりましょう!






まずはこの前行われたM-1を振り返ります。



優勝したトレンディエンジェルは希望の星であると語る大滝塾長。

『斎藤さんだぞ』でおなじみの斎藤司さんは、今年36歳。

塾長がよく口にする十年続けてこそ、本物になれるというのを体現した方でもあります。

元々ハゲネタをやっていなかったというトレンディエンジェルのお二人ですが、先輩であるダイノジ大谷さんの助言でハゲネタを取り入れるようになり、今のブレイクにつながったとか。


自分たちでハゲネタをいじることによって、お客さんが感じる違和感を取り除きという効果もあります。


フットボールアワーの後藤さんは、漫才をやる前に「こんなブサイク連れてきて、すみませんね」と一言添えます。


これも冒頭で触れていくことによって、お客さんの違和感をなくすということをそれとなくしているのです。


先ほどハゲという言葉が出ましたが、ここからはみなさんでディスカッションです。

チビ、デブ、ハゲというのは笑いと切っても切り離せません。



これらは差別とも深く関わってきます。

たくさんの爆笑エッセイを書き残した中島らもさんは、「笑いとは差別である」とはっきりおっしゃっていました。

ゲイネタで笑いを取る芸人さんたちが、おられます。

これに対して「性差別ではないか?」と抗議する声もあるそうです。

確かにそういった視点があるのも、よくわかります。

ただし全てに配慮しすぎて規制しすぎると、がんじがらめになり面白いお笑いができなくなるという可能性もあるのです。

その昔イギリスでモンティ・パイソンという過激コントをたくさん作るコント集団がいました。


彼らは全てを馬鹿にして、全てを笑いに変えました。

今みるとかなり際どいネタも多数あります。

実はこれって、とても平等なことなのです。


日本では極度に配慮した言い方をする場合があります。

それが配慮された側からすると、こそばゆく距離感を取られていることで、傷つくこともあると聞きます。

モンティ・パイソンはBBC放送で放送されていました。

日本で言えばNHKですね。

ギャグやユーモアに理解のあるイギリスだけあって、国営放送が配信していたんですね。


日本も負けてはいません。

『バリバラ』というバリアフリーバラエティがあります。

障害者や性など、日本のお笑いでは禁忌とされていたものをお笑いの題材として扱おうという活気的な番組ですね。

NHKの番組は質が高くて、チャレンジ精神が旺盛であると評判を呼んでいるのがわかる気がします。

みなさんちゃんと受信料は払いましょう!

そして一度、差別と笑いについてじっくり考えてみられてはいかがでしょうか?

きっと発見があるかと思います。


さてそれではネタ披露のお時間です!

山田さんは立川談志師匠の講談ネタに挑戦。




これを見た塾長の反応はと言うと……

塾長『二重丸や!』

と太鼓判!



続いてはMさんと白水さんのコント。

あやみンが二人の光景をパシャリ!


散髪屋で行われる王道コントです。

オーソドックスなお笑いの技術を身につけるには、もってこいのネタです。




あやみン&T田さんのコンビも同じネタに挑戦!

時折アドリブを加えながら、演じていました。

漫才は普段している
素のしゃべりが基本となります。

一方のコントは、与えられた役柄を演じる必要があります。

漫才とコントでは、求められる技術がまた変わってくるのですね。



さて来週の12月19日には年内最後の漫才塾ライブがございます!

14時から大阪市西区北堀江1-1-27イマイビル3階で行われますので、みなさんこぞってお越しくださいませ~!!

そろそろ風邪が流行り始めてますから、どうぞお体ご自愛ください。


塾長『手洗い、うがいを忘れずに!』





                写真・文 高田 豪




漫才塾では新塾生を募集しております。プロ志望の方だけでなく、『今やっている仕事に生かしたい!』など、様々な面でスキルアップを目指される方を対象にした授業を行っております。

和気藹々とした楽しい授業が毎回、繰り広げられております。

まずはお気軽に見学をお申し込み下さい。

興味をお持ちの方はこちら⇒info@ohtaki-agency.com


まで、メールをお送り下さいませ。

漫才塾の詳細はこちら

『漫才塾ホームページ』

に書かれております。

よろしくお願い申し上げます。

11月の上旬がやたら暖かいと思ったら、ここへきてめちゃくちゃ寒くなりました!

失礼…寒すぎて字が大きくなっちゃいました。

これを笑いに置き換えると桂枝雀さんの提唱する法則、緊張緩和になります。

寒さは緊張を生み、暖かさは緩和を生みます。

温もりのあとに寒さという緊張がくると、笑えなくなります。

長い冬が終わったあとの緩和では、みんな自然と笑顔になるのです。

冬の冷気に負けず笑いを自分たちで巻き起こしましょう。



本日も寒さに負けない風の子塾生がたくさん集まりました。




そして私が同じ構図で写真を撮り続けると…


今日もYさんが笑顔を向けてくれました。

Yさんは、冬には欠かせない激アツ野郎なのです!


本日の授業は、会話術についてです。





漫才というのは相手の会話をよく聞いておかないと反応できません。

普段からどのような言葉に対し、どんなツッコミを入れるかなどトレーニングしておく必要があります。

どのように質問をするかという質問力も非常に大事!

相手の本質に触れられるようなことを聞けたら、一気に距離が縮まります。


そこで塾生がペアを組んで、会話しながら鋭い質問をしてみることになりました。

山田さんと目を合わせながらも、ピースサインを送る器用なあやみン。


あやみン、山田さんコンビは普段からよくボケたりツッコンだりするコンビネーションばっちりの二人です。


仲がいいと案外、聞かないこともあります。

いつもは聞いたことのないような質問をすることで、これまでよりも深く相手を知ることができるのです。




写真手前は白水さんとTさんのペア。


奥で話すのはエキストラ高橋、Mさんペア。

どちらも新鮮な組み合わせです。

どんな質問が飛び出したのでしょうか?


大滝塾長『よっしゃそこまで!』




およそ10分ほどの時間でしたが、こういったアプローチで会話をしたことのなかった人には、いい経験になったのではないでしょうか?




このあと私、高田もお時間をいただいてミニ講義をさせていただきました。



エピソードトークの組み立て方と伝え方についてです。

内容は割愛しますが、あるエピソードを話したあとに、どのようにしてそれを組み立てれば伝えやすくなるかについて解説いたしました。

『すべらない話』は現代落語である!

これは松本人志さんがおっしゃっていることです。

落語というのは聞いている人たちに、『疑似体験』をさせなければいけません。

エピソードトークも同じ、自分が物語の中に入っているような感覚を持たすことができれば、伝わり方が格段に変わります。

落語は目線や所作で『だれがどこにいてどちらを向いて話しているか?』を伝えます。

つまり必要となってくるのが立体感なのです。

三次元的にを伝えるためには、身振り手振りなどのジェスチャーを多用しながら、物語の中に出てくるキャラクターを演じましょう!

キャラは多すぎるとゴチャゴチャしてしまいますので、数人に絞った方がわかりやすいです。

そしてどういう特徴を持っているかを把握すべし!

自分の頭で「この人はこういう人である」とハッキリ理解していれば、語り方も自然と定まるはず。

これらの全ての要素は古典落語に詰まっているのです。

エピソードトークを上達させたいと思っている人は、ぜひ落語を研究してみましょう!!

本年の授業も、あとは十二月を残すだけとなりました。

風邪が流行しやすいこの季節。

くれぐれもお体にはお気をつけくださいませ。

もし風邪を引いてしまったときは、ネギを買ってきて自分の尻を八回叩きましょう。

私の地元に伝わっていた民間療法です。

それではごきげんよう。
             


                 写真・文 高田 豪




漫才塾では新塾生を募集しております。プロ志望の方だけでなく、『今やっている仕事に生かしたい!』など、様々な面でスキルアップを目指される方を対象にした授業を行っております。

和気藹々とした楽しい授業が毎回、繰り広げられております。

まずはお気軽に見学をお申し込み下さい。

興味をお持ちの方はこちら⇒info@ohtaki-agency.com


まで、メールをお送り下さいませ。

漫才塾の詳細はこちら

『漫才塾ホームページ』

に書かれております。

よろしくお願い申し上げます。

今日は前置きはなしにして早速、授業レポートにまいりましょう!

本日は豪華ですよ。

本当に豪華です。

何が豪華かって?

何と特別講師として大池晶先生が来てくださいました!


大滝塾長が所属している日本笑い協会の理事をしている大池先生は、塾長と40来の親交があるのだとか、授業前はお互い「わしの方があんたより年下やで」というやり取りで盛り上がっていましたが、実は同い年というオチが……!



それではまいりましょう!


見てください!机が足りなくなりそうなほどの人の数。


朝の御堂筋線なみのぎっしり感です!







こちらはみんなで大池先生の持参した漫才CDを聴いているご様子。
(※謝っておられるわけではございません)



松鶴家光晴・浮世亭夢若師匠の「社長哲学」という漫才をみんなで聴いてみて、そのあと大池先生が漫才の仕掛けについてを語られるという流れでした。


巧みな複線が張り巡らされており、後半に行くにつれてそれがことごとく笑いに変わっていく様はまさに名人芸。


この社長哲学という漫才は、大池先生の中でもフェイバリット漫才に位置するようです。


昔の漫才にそれほど触れたことがない塾生さんからも、笑い声が上がっていました。




そのあとは質問タイム。大池先生に対して実にたくさんの質問が飛びました。




塾生さんの中には自分で台本を書く人たちもいます。

そういった人たちの悩みに対して、一つ一つ丁寧に答えておられました。




大池先生が一貫して言っておられたのは、「どうすればお客さんに自分たちのやっていることが伝わるか?」ということでした。


シンプルなことですが、案外これが難しいのです。


自分のやりたいことというのは確かに大事。しかし、客目線というのも忘れてはいけません。


そしてありがたいことに大池先生にネタを見ていていただいて、直々に感想をお聞きできることに!


まずはあやみンが盛り上げます!





Aさんがピンネタで続き




てへペロ2はいつもの出で立ちでネタをして




トリをかざったのはゼロポジション!





大池先生がどの人に対しても共通して尋ねていたのは、「ネタ中で最も自分が面白いと思うところは?」という質問です。


そこさえ決まっていれば逆算した構成でネタを作ることができるのです。

伝わりにくいネタというのは、の部分が決まっていないか、それを邪魔する要素がたくさん入っていることが多いというわけです。

そしてネタというのは必ず尻上がりにしなければいけません。


前半が勢いよくてそのまま平坦だったら、しぼんでいった印象を受け取られるのです。


大池先生は必ずオチを決めてから、漫才を書き始めるそうなのですが、これは大きなヒントになったのではないでしょうか?


重要なのは客目線構成力とです。


頑張りすぎるとこの辺りが抜け落ちてしまうことも。


『初心忘れるべからず』というわけで、このニ大要素をいつも脳みそに刻み込んでおきましょう!


大池先生、ぜひまた漫才塾にいらしてくださいね。

実践的なアドバイス誠にありがとうございました!!

                 写真・文 高田 豪




漫才塾では新塾生を募集しております。プロ志望の方だけでなく、『今やっている仕事に生かしたい!』など、様々な面でスキルアップを目指される方を対象にした授業を行っております。

和気藹々とした楽しい授業が毎回、繰り広げられております。

まずはお気軽に見学をお申し込み下さい。

興味をお持ちの方はこちら⇒info@ohtaki-agency.com


まで、メールをお送り下さいませ。

漫才塾の詳細はこちら

『漫才塾ホームページ』

に書かれております。

よろしくお願い申し上げます。