このブログ企画では、よしもと漫才劇場所属の芸人さんに

リレー形式でコラムを書いていただきます!

前回の芸人さんのコラムの中からテーマとなるキーワードを抜き出し、

自由に書いていただきます。

 

前回の担当者は、イノシカチョウ高田 でした!

 

Q:僕が小学生の時に友達にパクられて公民館で発狂したカードはどれでしょう?

①光の護封剣
②人造人間サイコショッカー
③カオスソルジャー 開闢の使者

 

答えは、②人造人間サイコショッカー

 

でした!

 

発狂するほど夢中になれる遊びがあった

小学生時代。。。素敵ですゲラゲラアセアセ

 

 

 

そして今回の担当者は…

パーフェクト・ダブル・シュレッダー門野

前回の担当者、イノシカチョウ高田 のコラムから選んだテーマは、、

 

少年野球

 

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バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発。

これを読んでいるほとんどの人にとっては大昔の伝説に過ぎないかもしれませんが

当時4歳8ヶ月だった僕はギリギリ記憶の片隅に残っています。

若手の劇場にそんなおじさんがいるなんてドン引きですよね)

大の阪神ファンだった父の影響で、物心がついた時にはすでに

虎色に染まっていた少年時代。
中でも最強助っ人、ランディ・バースが大好きで

テレビ越しに伝わるそのオーラに釘付けでした。

「僕もバースみたいなホームランが打ちたい」

そう願いながらも、しかし地元の少年野球チームには入っていませんでした。

当時はまだJリーグも発足されておらず(引かないで下さい)

球技=野球と言っても過言ではない時代。
周りの友達もほとんど野球チームかソフトボールチームに所属していました。
もちろん僕も誘われはしましたが、頑なに断り続けていました。
運動が苦手だったというのもありますが、一番の理由は…

「頭が大きかったから」

です。

「は?」ですよね。

でも門野少年にとっては、人よりサイズの大きな帽子やヘルメットを

被らなければならないことがこの上なく恥ずかしく

そのコンプレックスが野球への道を固く閉ざしていたのです。


時は流れ、小学4年生になった頃、転校生の井原君が

サッカーという文化を我が校に持ち込みました。
サッカーに出会った瞬間、運命を感じました。

「これだ!これなら帽子を被らなくて済む!」

そう思い、サッカーを始めました。

もし井原君がサッカー少年ではなく、バスケットボール少年だったら

僕はバスケットボールをしていたかもしれませんし、ハンドボール少年だったら

ハンドボールをしていたかもしれません
でもアイスホッケー少年だったらアイスホッケーはしていなかったと思います。
ヘルメットを被らなくてはいけませんからね。
とにかく帽子やヘルメットを被らなくてもいいなら何でも良かったのです。


その後身体の成長と共に頭の大きさは目立たなくなり

更にコンプレックスさえ武器になる芸人の世界に飛び込んだことにより

頭が大きいということがさほど気にならなくなりました。

そして圧倒的に頭の大きな男、和田崇と出会い

「なんだ、俺の頭の大きさなんて常識の範囲内じゃん」と思いました。
しかも和田は頭の大きさをコンプレックスだと感じておらず

そんなことを気にしていた自分がとても小さな人間に感じました。

コンプレックスから開放された僕は、和田が所属していた

芸人草野球チームの試合を観に行き

試合後の練習から参加させてもらいました。
好きであるにも関わらず、頭の大きさのせいで断念していた野球を

35才から始めることになったのです。

元々野球が好きなのと、サッカーで磨かれた球技への対応力を活かし

すぐに和田からレギュラーの座を奪いました。
野球経験者なのに素人のおじさんにレギュラーを奪われた和田は

しばらく不貞腐れていました。


そんな中、奇跡の瞬間が訪れます。

草野球を始めて3シーズン目のある日、ロングコートダディの堂前率いるチームと

練習試合をすることになりました。
僕が一番先輩だったので、試合前に堂前チームにジュースを奢ったのですが

それが奇跡への引き金となります。

僕が打席に入った時、堂前チームのメンバーから

ジュース奢ってもらってんから接待せーよー!」という

聞いたことのない掛け声が飛び交いました。(接待って相手に聞こえたらアカンよ)

するとピッチャーの堂前は「わかった!甘い球投げるわ!」と言いながら

(それもはっきり言うたらアカンよ)、ど真ん中に緩やかなボールを投げてくれました。

その絶好球を「甘い球来たー!」と叫びながらフルスイングすると

快音を響かせた打球は高々と舞い上がり

レフトフェンスのホームランラインの上部に突き刺さりました。

38才にして人生初ホームラン。

その感触を噛み締めながら、ダイヤモンドを一周しました。
バースみたいなホームランを打ちたいという少年の願いが

30年以上の時を越えて叶ったのです。
漫画のような台詞を添えて。

35才から野球を始めてホームランを打った人なんています?
もしかしてサッカーよりも野球の方が向いていたのでは?
些細なコンプレックスのせいで可能性に蓋をしていたなんてもったいないですよね。
 

もし僕の頭が大きくなければ、プロ野球界の歴史は変わっていたかもしれません。

 

 

〈プロフィール〉

パーフェクト・ダブル・シュレッダー門野(写真左)

門野はNSC大阪22期、相方の和田はNSC大阪28期の先輩後輩コンビ。
門野はルービックキューブを得意としており

過去に、 朝日放送「松本家の休日」に出演したことがある。

よしもと漫才劇場では『Kiwami極ショートネタSP』や

ユニットライブ『漫才総本家』などに出演。

 

パーフェクト・ダブル・シュレッダーのネタ動画はこちら!

 

YouTubeチャンネル『ぱーふぇくTV』更新中!

こちらからご覧ください♪

 

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第123回目の「マンゲキ芸人リレーコラム」

パーフェクト・ダブル・シュレッダー門野 のコラムはいかがでしたか...?

 

頭のサイズ感で野球を諦めサッカーに。。。もぐもぐサッカーハッ

何はともあれ、コンプレックスを払拭してくれた相方和田さんに感謝ですほっこり

 

そして次回のコラムを書いていただく芸人を

くじ引きで決めていただきます!

 

くじ引きの結果は、、、、

 

「○○です!!


誰が担当になるのかはお楽しみに…!
  

次回の 「マンゲキ芸人リレーコラム」  更新は、2021年6月21日(月)です!

よしもと漫才劇場公式Twitterでお知らせ致しますので、

ぜひチェックしてくださいね!

 

 

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コラムを書いた芸人自身にまつわるクイズや豆知識を

出題いたしますので、ぜひコメント欄に回答してください照れキラキラ

 

Q. 僕のルービックキューブの揃え方はどれ?
①LBL法
②ツクダ式
③飛天御剣流


正解は来週のコラムで発表致します!

 

最後までお読み下さりありがとうございました!

 

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