「マンゲキ芸人リレーコラム」第88回プードルメラちゃん編

このブログ企画では、よしもと漫才劇場所属の芸人さんに

リレー形式でコラムを書いていただきます！

前回の芸人さんのコラムの中からテーマとなるキーワードを抜き出し、

自由に書いていただきます。

前回の担当者は、隣人　中村遊直でした！

♪芸名が中村遊直（ショートライナー）ですが

他の候補がありました。それはどれでしょうか？？

1 中村遊飛　ショートフライ
2中村捕邪飛　キャッチャーフライ
3中村野選　フィルダースチョイス

答えは、

③、中村野選　フィルダースチョイス

やはり野球にちなんだ芸名なのですね

そして今回の担当者は…

プードルメラちゃん！

一目見ただけで忘れない強烈な印象を持つ芸人です

前回の担当者、隣人中村遊直のコラムから選んだテーマは、、

「地獄」

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あーーーーなんで何だろう。

僕は女の人が好きです。

なんか好きなんです。
保育園の時から好きでした。

保育園時の時はチャラ男で、下駄箱の前で

山下あかりさんのほっぺにキスしたのを覚えています。

当時僕は、足が速く目もクリクリだったので

同じ保育園の赤松翔子さんとか森本紀子さんも僕の事を好きだったと思います。

そして小学校に上がるとジョークや、時には下ネタを入れながら

大野依子さんや森本紀子さんを笑わせてチャラチャラしていました。

授業中には

「じゃあ教科書35p開いてなー」

という教育実習生の中野裕子先生の言葉に反応して、

「pっておっぱいじゃね笑笑」

などと言って笑いを誘ったり、藤原由美子さんからバレンタインチョコももらいました。

なのに、、、なのに、、、、

中学校に入学した時くらいから僕は変わりました。

女子と全く喋れなくなったのです。

思春期です。

それもかなり重症なのです。

小学生の時までは楽しく喋っていた女子とも目も合わせれなくなり、

「なんか西尾くんおかしくね？」
というクラスの女子の声に後ろを振り向く事も出来ないほど毎日ガチガチに緊張していました。

女子が好きだからこそどんどん縮こまっていきました。

高校でも留学生のジェマ・ジョーンズとソフィア以外の女子と一言も喋らず卒業し、

思春期真っ只中の僕はますますモンモンとするばかりでした。

男子とも女子とも対等に喋れる坪田浩樹君がとても羨ましかった。

大学生になっても変わらず、夢のキャンパスライフを女子に触れる事なく

無駄にしかけていた時、勇気を出して参加してみた服飾専門学校の模擬授業で

なんとも面白い先生と出会ったんです。

その先生は自身のブランドを弱冠20歳で立ち上げ、

更に自身のバーを経営する超モテモテ男性だったのです。

僕はそのデザイナーの男性を師匠と仰ぎ、

モテる要因を探ろうと足しげくそのバーに通い、ある日

「モテないんですよ〜」

と相談しました。

すると

師匠「童貞なんやろ？それを公言していったらいいやん」

僕「え？？？？」

師匠「合コンでも初めに童貞ですって公言するねん。変に無理してカッコつけてるよりよっぽどいい」

『や、何でやねん！恥ずかしいやん！』
と思っている矢先、バーに来た女性客に師匠がいきなり僕の童貞を公言したのです！！！！

え？え？え？え？なんで？？

すると、、、思ってたような悪い反応ではなく、