と、診断された。。。

“何なんだ⁉この病気は…?”
以下、調べてみた⤵

 ある日、急に聴こえが悪くなる状態のうち、音を感じとる細胞や神経の不調が原因のものをいいます。

急性低音障害型難聴は、急性感音難聴のひとつ、
低い周波数域の音だけのきこえが悪くなるお病気です。
 低い周波数とは、ヘッドフォンをかけて行う聴力検査のうち、ボォーという低い音、123,250,500ヘルツの3つの音域の聴力が下がっている状態で診断します。
 

Q1.どんな症状?
A1. 耳鳴り、耳がつまった感じがする、音が割れて感じる、ひびいて聞こえる、、、
などがよくある症状です。
きこえが悪いという症状が主たる症状ではないことがあります。
 これらの症状は滲出性中耳炎や、耳あか、耳をいじりすぎての外耳炎でも同じような症状が起きますが、標準聴力検査を行う事で診断されます。

Q2.どんな人がなりやすい?
A2.
忙しい女性に多いようです。
  原因として、精神疲労52.2%、睡眠不足42.7%、肉体疲労40.6%、
かぜ 22.7%、気圧変化12.5%、食欲不振6.9%
 また以下のような方がこれらの病気にかかりやすいと推測されています。
 1. イライラしたり、怒りやすい
 2. 徹底的にやる、熱中しやすい
 3. 親や上司の期待に添うよう務めたり、嫌なことを我慢する、取りかかる前に色々と心配する…
つまり「まじめで一所懸命、自分を抑えて行動するような、心配性な方」 
というイメージでしょうか。
 自力や根性では病気を治すことができないことがあります。焦るほどドツボなんてこともありますよね?
少し肩の力を抜いて、自分のペースで過ごす訓練もしていきましょう。

Q4.どんな治療?
A4. まずは身体・精神の安静をこころがけましょう。
 その上で、耳の栄養になるビタミンB12や血流を良くするお薬を基本として、飲み薬が治療の中心になります。
このほか、通常はイソソルビドという水薬が有効ですのでこれを処方します。
数日以内にもう一度、聴力検査を行い、改善しているかを確かめています。
 
もし、改善が無いようであれば、ステロイドホルモンの開始も考えたり、場合によっては入院治療をおすすめすることがあります。

Q5.どのくらい治るもの?
A5. 病状や患者さんの体調などによりばらつきがありますが、突発性難聴よりは治る方・治癒率が高いようです。
 治癒・正常化する人    61%
 改善するが治癒に至らない  18% (治癒+改善率は 79%)
 
  不変・悪化        21%
 また、男性の患者さんは再発が少ないのに比べて、女性の患者さんでは再発を繰り返したり、数年間のうちにメニエール病へ変化していく患者さんが数%あるとされています。


Q6.低音障害型難聴と突発性難聴とはどうちがう?
A6.
 
急に耳鳴り・耳のつまりで始まるが、ある日突然に、聞こえない、耳鳴り、耳のつまり、
その瞬間は少しあいまいなことがあるではじまる

時に繰り返すことがある繰り返さない
(繰り返す時には、診断名が変わります)

めまいは殆どない           20~60%でめまいを伴うことがある

比較的短時間で改善することが多い   すぐに戻ることもあるが、なるべく直ぐに治療が必要
(数分~数時間)
聴力検査で低い周波数のみが落ちている 比較的広い周波数で、聴こえが落ちている