先日の理研の会見。
ここまで責任者として検証実験をしてきて、責任者として会見をした相澤先生。この先生、どんなスタンスでお話されているのかなと思いながら・・・いろいろ思いながら聞いていました。時折、「個人的な意見は別の場所で・・・」というようなことをと仰っていて、あれ?と思っていたのですが。
「あった」、「無かった」はともかく、最後の最後で、一度退場した相澤先生が戻ってきて 、個人的な意見を述べた姿に、感動。泣きそうになりました。
責任者として会見してきたけれども、研究者としての個人的な意見を述べたということ。研究者としてのスタンスを表明したということ。もしかしたら組織から反発されるかもしれないけれども、あれだけのメディアの前で言い切ったこと。すごいなー。
仕事をするうえで、何を大切にするのか。もし、意にそぐわないことがあっても、それでも、自分のスタンスを表明すること。(←これができない人が多いと思うのです)
とても大事なことなのだということに、改めて気がつきました。
思わぬところで感動してしまったワタシ。
それまでの理研の会見が吹き飛び、相澤先生の個人的見解が頭から離れない午後になりました。