トモダチ作戦 |  夢は叶う♪ ☆happy☆ハッピー♪

今日は3月11日。

震災から一年になります。
あっというまに命を奪われた方々は、本当に無念でしょう。大切な人を失った悲しみは、まだまだ、癒されず、お辛いでしょう。私も、辛いですし、適した言葉が出てきません。「あれから一年」と言うものの、まだまだ・・・。今日だけでなく、いつも、私たちは311を忘れずにいなくてはと、強く思います。


テレビで、トモダチ作戦について放送していました。私は、名前は聞いたことはありましたが、具体的な活動についてはわかりませんでした。この機会に、どんなことがあったのか、テレビを観ました。

アメリカ軍が、地震が発生した直後に、日本からの要請を待たずに、日本に向かったこと。水などの飲料や食料はもちろん、艦内で寄付を募り、毛布などを袋詰めしたこと。

放射能の危険があるという説明を受け、参加は各自にゆだねられた中で、彼らは被災者の命を救うために、トモダチ作戦に参加したこと。

その間、孤立した公民館などの避難所では、飲料や食料が底をつき、交通手段も失われていたために、救援物資が届いていなかったこと。望みをかけて、館長さんが、隣接する空き地に、ヘリが着陸できるようにと大きな円を書き、その中に十字を書いたこと。

この間に、アメリカ軍の船艦からヘリが飛び立っていた…。

そして空からその目印を見つけたアメリカ軍のヘリが、避難所となっていた公民館の隣りの空き地に着陸したこと。非難をしたものの絶望的な状況にいた人たちも一緒に、物資をバケツリレーのように、一列になって運んだこと。アメリカ軍は何度も物資を運び、いつも「次は何が欲しい?」と聞いていたこと。

がれきの撤去にしても、ただやみくもに、がれきを撤去するのではなく、がれきの中から食器や写真を見つけては、丁寧にまとめていたこと。


アメリカ軍の迅速な判断と行動力には、ただただ、圧倒されるばかりでした。

任務を遂行する中でも、被災者に対する配慮の気持ちを持ちながら行動していたということに、言葉が出ないほど、感動しました。

圧倒とか、感動という言葉では言い表せない、この気持ち。

果たして、日本には、ここまで迅速で的確な判断と行動ができるだろうか…と、思ってしまったのです。正直、トモダチ作戦は格好良かった。今、何が必要とされていて、何をすべきなのか…ということが的確に把握され、指令が出され、実行していた姿。

日本の自衛隊にはできないでしょうというのではありません。日本には、これほど迅速に、的確に判断して行動する力があるのだろうかと思ってしまった…。私は自分の国を信じられるかな?

トモダチ作戦の、良いところだけを放送したのかもしれないけれど、それでも、やはり、アメリカ軍は素晴らしかった。ともすれば、「勝手な」判断をしたと言われかねない。特に国と国のこと。でも、その判断こそが、必要だった…。さて、震災に限らず、日本はどうだろうか?同じことができるだろうか。平和ボケしていないだろうか。
そんなことを考えた時間でもありました。

何だか複雑な心境です。



これは個人にも当てはまると思うのです。

今、何が必要とされているのか。
誰のために、何をすべきか。

一人一人が考えて、行動すること。
私が、そうすること。

いつも心していることですが、改めて強く思いました。今日の気持ちを忘れないように、メモします。