仲良しの友人宅に遊びに行く際に、何かケーキを作ろうかしらと考えました。
この暑い季節、生クリームを使うと溶けてしまうので、シンプルなシフォンケーキを焼くことにしました。近所に美味しい玉子屋さんがあり、「玉子」のコクのある、そして栄養満点の玉子を使うと、とびきり美味しいシフォンケーキになるので、アールグレイの茶葉やコーヒー、バナナなどの味をつけずに、シンプルなケーキを作ることにしました。
・・・夜は仕事で帰宅が遅いので、「当日朝、早起きして涼しいうちに作りましょう♪」と、朝から作り始めたのですが・・・友人に渡す分と、「自宅の分も小さな方に入れて焼こうかしら」と、小さな型に入れる分、つまりいつもより多めの分量で、しかも目が覚めきっていない状態で作ったのがいけませんでした☆
お砂糖が多いなあと思っていたのです。メレンゲを泡立てる時にも、「妙に、ツヤツヤだなあ」。そして、卵黄生地と混ぜる際にも「何だか重たいメレンゲ・・・」
「!!!」
あれ?と、レシピを確認すると、グラニュー糖の分量が違う気が・・・。私、100グラム以上入れていた気がする!!いいえ、合計すると、約200グラムも!!!もしかして・・・分量の3倍以上も入れてしまった?!
・・・レシピを見間違えて、卵白の分量と同じ分量にしてしまったのです☆
メレンゲを味見してみると・・・甘いーー☆これは、シフォンケーキになりません。当然のことながら、お友達には差し上げられません☆
しかもいつもより多めの生地を作ってしまったので、とにかく焼かなくては破棄できず。ここまで作ったのに・・・と未練を残しながらも、ジェノワーズ用の2つの型に流し入れて、焼きました。とても甘すぎて、体にも良くないので、一つは破棄。もう一つは・・・念のため、味見用に・・・。
当然のことながら、膨らまず、ずっしりしたケーキです☆
でも! 冷蔵庫で冷やして、翌日味見をしたところ、カステラのような甘さと、フォンケーキのようなふわふわしっとり感があって、口溶けが良く、これはこれで美味しかったです☆
通常のケーキのようにカットしていただくには、甘すぎるので、ムースの下に敷いて使えるよう、4枚にスライスしました。
さて、今度は、しっかり、見間違えないように計量し、再度挑戦☆
「これこれ、このメレンゲよ♪」「そうそう、この軽さ♪」。今度は美味しそうに、ふんわりと焼き上がりました。写真を撮るのを忘れましたが、大成功。
無事に焼き上がったものの、家族の分がないので、またまた焼くことに。同じものを焼くのもつまらないので、マフィンカップに入れて、「いくつ焼き上がるか」「何分で焼き上がるか」試すことにしました。カップは6つ、焼き時間は5分短めに。
もこもこしてきましたー。
今回も、無事に焼き上がりです。計量間違えがあったので、少々「計量トラウマ」が。。。大丈夫!と言い聞かせながら焼きました。
写真では、きのこのようにもこもこしていますが、シフォン生地なので、冷めると下がり、カップにちょうど良い具合の高さになります。
・・・ふう。朝から3回も焼いてしまいました☆
シフォンケーキはふわふわ、しっとりで喜ばれ、こちらのカップ入りシフォンは家族でいただき(時間があれば、中にカスタードクリームなど詰めても美味しそうです☆)、失敗したシフォンカステラ(←勝手に名付けました)は、おやつに味見をして、スライスバージョンは、冷凍庫へ(きっと、いつか、使います)♪
教訓「ケーキは、しっかり目覚めてから作りましょう
」

