今日もウォーキングに行ってきました。
冬のコートは脱いで、薄手のウィンドブレーカーでちょうどいいです。
遊歩道の途中のあずまやでパチリ。
昨日の記事のように、ちょっと派手めでござる。
春の日差しが一杯で気持ちがいい~
歩いていると、残念な光景が目に入ってきました。
それは松くい虫の被害にあった木が、あちこちにあって伐採されている。
この一枚の写真の中でも、10本以上の木が切られて、切り株が残っているのが見えます。
この松林は歴史的にも、貴重な財産なのに。
300年ほど前、この地域の大地主が植林した松で、防風林・防砂林としての大事な役目があります。
篤志家の大地主は庶民が暮らしやすいように、植林に情熱を傾け、30万本とも言われる広大な松林になりました。
それがこの何年か、赤茶けた木が増えてきたんですよね。
松くい虫の被害です。
ここ数年、あっという間に広がり、松林がスカスカになって、景色が変わってしまうほど。
場所によっては、伐採した跡地に、新しい苗木を植えているところもあります。
この可愛らしい苗木が、立派な松に成長するまで何年、何十年掛かることでしょうか。
300年かけて積み重ねてきたものが、消えるのは一瞬。
資源は大切にしなければと思うけど、この悲しい現実を見ると、ため息しか出てきません。