三百年の歴史も消えるのは一瞬 | 人生の酸いも甘いも噛みしめてしみじみ語る夕暮れのカフェ

人生の酸いも甘いも噛みしめてしみじみ語る夕暮れのカフェ

波風の多かった人生もようやく穏やかになりつつあります。そんな来し方を振り返りながら、暮れていく日々が少しでも豊かになるように、ささやかな日常を綴ります。カフェの片隅で、人生の大波小波、喜怒哀楽、人情の機微など語りませんか。時には毒も吐きましょう。

今日もウォーキングに行ってきました。

 

 

冬のコートは脱いで、薄手のウィンドブレーカーでちょうどいいです。

 

 

遊歩道の途中のあずまやでパチリ。

 

 

 

 

 

昨日の記事のように、ちょっと派手めでござる。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

 

春の日差しが一杯で気持ちがいい~ラブラブラブラブラブラブ

 

 

 

 

歩いていると、残念な光景が目に入ってきました。

 

 

それは松くい虫の被害にあった木が、あちこちにあって伐採されている。

 

 

この一枚の写真の中でも、10本以上の木が切られて、切り株が残っているのが見えます。

 

 

 

 

 

この松林は歴史的にも、貴重な財産なのに。

 

 

300年ほど前、この地域の大地主が植林した松で、防風林・防砂林としての大事な役目があります。

 

 

篤志家の大地主は庶民が暮らしやすいように、植林に情熱を傾け、30万本とも言われる広大な松林になりました。

 

 

 

 

それがこの何年か、赤茶けた木が増えてきたんですよね。

 

 

松くい虫の被害です。

 

 

ここ数年、あっという間に広がり、松林がスカスカになって、景色が変わってしまうほど。

 

 

 

 

 

場所によっては、伐採した跡地に、新しい苗木を植えているところもあります。

 

 

 

 

この可愛らしい苗木が、立派な松に成長するまで何年、何十年掛かることでしょうか。

 

 

300年かけて積み重ねてきたものが、消えるのは一瞬。

 

 

資源は大切にしなければと思うけど、この悲しい現実を見ると、ため息しか出てきません。