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8月にヒスイ海岸へ行ったとき、高速道路脇の斜面に百合の花がたくさん咲いているのを見ました。


写真は、近所のお店の庭にたくさん咲いていた百合ですが、


私はこの百合を、ずっと「鉄砲百合」だと思っていましたが、調べてみると違うようで


「高砂百合」といいます。


高砂百合は、台湾原産の帰化植物で


日本へ入ってきたのは大正時代。


高砂というのは、台湾の地名です。


球根でなく、自家受粉でも容易に結実し、風によって種子を散布するため、


旺盛な繁殖力を持ち、山の斜面や道路脇の防御壁、路地などにも生えてくるそうです。



実生してから1年目は花をつけませんが、(´_`。)





2年目には花茎を出して開花し、(‐^▽^‐)




3年目以降はさらに大型となり、太い花茎を出して多数の花をつけるようです。(゜д゜;)





鉄砲百合は、観賞用として栽培されていますが、自生地は沖縄、花期は6月。


高砂百合は、西日本に自生し、花期は8月。


花は似ているけれど、高砂百合の葉は細いので、別名「細葉鉄砲百合」とも言われます。


最近は、鉄砲百合と高砂百合を掛け合わせた園芸種もあるとか。


私は詳しくないのですが、花や茎に赤い筋があるのが高砂百合だとか・・・。


写真の百合は真っ白でした。


でもやっぱり、8月に咲くので高砂百合でしょうね。



今まで百合って温室みたいなところで、大事に栽培されているのだとばかり思っていました。


お花屋さんで買うと高いから(;´▽`A``


山で自生しているのは、姫百合のように小さくて、ひっそりと咲いているようなものばかりだと思っていました。


でもこうやって、生命力豊かに、大輪の花が  ボーン!! と咲くのですね。


目立ちますね !(´Д`;)






我妹子が家の垣内のさ百合花ゆりと言へるはいなと言ふに似る   (巻8-1503)

あなたの家の庭に咲いている百合のようなあなたが、「ゆり(また後でね)」というのは、「だめよ」と言っているようなものですよ。




万葉集では百合の花の歌が11首詠まれています。


大きい花が風に揺れ動くことからついた名だということです。


百合には、山百合、鉄砲百合、透かし百合、鹿の子百合、鬼百合、姫百合など種類が多く、万葉集歌の中での特定は難しいと言われています。


近畿地方の山中に咲く、笹百合だと言う説もあります。


笹百合は薄いピンク色の花をつけますが、まれに白い花をつけるものもあるのだとか。


笹百合は栽培が難しく、また自生している花も減少しているそうです。