国語未来塾「言の葉 たより」2016. 7/8(その21)
夏休みも終わり、運動会シーズン到来!季節は確実に回っていますね。
子供たちの毎日は、刺激がいっぱいですから、
前へ前へと進んでいく日常の中で、
ふと立ち止まって周りを見渡し、自分の中に落とし込んでいく、
そんな時間があってもいいかなと思います。
「書く」ことで、記憶に彩を添える…
今月も、そんなひと時が小さな部屋で生まれています。
★7月:夏越しの祓え+七夕作文
2016年も折り返し地点をすぎましたね。この国には、太古から素敵な風習があります。それが、「夏越しの祓え」です。6月30日に神社などで「茅野輪くぐり」をするのはご存じでしょうか。「茅で作った輪」の中を3回、8の字をかくようにくぐって、この半年の間に心身にたまった疲れや、穢れを取り払うという行事です。場所によっては人型に切った白い紙に、文字通り「水に流したいこと」を書き、近くの川に神主さんが流してくれるそうです。そうして、きれい身心を清めた後、「七夕」の短冊に願い事を書くと願いがかないやすいそうです。
国語未来塾でも、早速取り入れてみました。
もちろん「起承転結」で、まとめていきます。
★御影教室
起:2016年の1月に決めた「今年の一字」は・・・
承:その約束は・・・・
転:6月30日には、夏越しの祓えをして、身心を清めるそうです。
私が、人型に書いた「さよならしたい自分 ・水に流したいこと」は…
結:そして、もうすぐ、7月7日。お正月に学んだ、万葉集の「言霊パワー」を
蘇らせるために、今年の短冊には「 」と書きました。なぜなら・・・
そのために・・・ 残りの半年も・・・
*1月に書いた「今年の1字」を忘れちゃってた子もいました。さあ、今年も、残り半分になりましたよ。*「先生!七夕の短冊に書いたこと、かなったよ~。事霊ってすごい!」と、うれしい報告もありました。
倉敷教室(7月9日)
倉敷では、今年の1字を書いていない生徒さんもいたので、
「起」の部分を少しアレンジして、
起:2016年も半分を過ぎました。前半に点数を付けるとしたら
なぜなら・・・
*結構、辛めの点数を付ける子供たちが多いのにおどろきました。
80点以上は1名だけ!!
「生きてるだけで100点満点」という、大好きな日野原重明先生の本を紹介すると 「ちょっと甘すぎる!」とも言われました。
頑張りすぎなくていいんだよ~。
倉敷は、月に1回の出張教室ですが、4年目。
「作文大好き!」の作文女子がどんどん育っています。
のたうちまわる 作文男子予備軍も、なんだかんだ言いながら楽しく書いています。
ぜひ、お気軽におこしくださいね
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