いつも書いている通り、諒主よしぬしくんは風情の欠片も無いようなヤツなのです。


[780]
蟋蟀乃 夜渡音尓 烏玉 夜更奴者 背乎者将偲
こほろぎの よわたるこえに ぬばたまの よのふけぬれば せをばしのばむ

こほろぎの
夜渡る声に
ぬばたまの
夜の更けぬれば
背をば偲ばむ



何でもかんでも彼に結びつけてしまいます。

[781]
由原野乃 秋更往者 蟋蟀乃 幽来声乎 公波聞津哉

ゆはらのの あきふけゆけば こほろぎの かそけきこえを きみはききつや

由原野の
秋更けゆけば
こほろぎの
かそけき声を
君は聞きつや

コオロギの声もだんだん弱々しくなってきたよ。

季節を感じているか?

僕が年をとっただけなのでしょうか…