当たり前のように毎日夕刻には日が暮れて、当たり前のように夜は明ける。
毎日、毎日、考えることは同じ…


[723]
茜刺 日西渡而 此宵波 何時明而 亦日将暮
あかねさす ひはかたぶきて このよひは いつとかあけて またひくらさむ



あかねさす
日は傾きて
この宵は
いつとか明けて
また日暮らさむ

諒主くんを思う日々は当たり前のようにやってくる。
忘れられるときはくるのだろうか…

[724]
茜刺 此夕映尓 沈日乃 念波何時鹿 絶流物可波
あかねさす このゆふばえに しずむひの おもひはいつか たゆるものかは



あかねさす
この夕映えに
沈む日の
思ひは何時か
絶ゆるものかは

日は暮れてしまうように忘れられるときはくるのだろうか
けれども、当たり前のようにまた朝は来る。
そしてまた諒主くんを思う日々。


う~ん、忘れられないなぁ…