仮想座談会 原爆投下に到るまで2 | manyo-taroのブログ

manyo-taroのブログ

ブログの説明を入力します。

編集委員 「まず日独防共協定の意義ですがドイツにとってと日本にとっての意義は?」

加藤 「ヒットラーの狙いは、西からドイツ、東から日本のソ連包囲網の完成でしょう。日本にとっては公然と英米に歯向かうわけだからあまりメリットは無いじゃないの」
大森 「いやいや、この時のヒットラーはあっという間にフランスを占領し日の出の勢いだったからドイツと組むことは魅力的に映ったかもしれない」
半藤 「しかし、日本は中国本土に侵攻し、蒋介石と戦争している。この状態でシベリア戦線を開くと両面作戦になる。軍事的にはあり得ない実際に攻撃しなかった」
宍戸 「スターリンはゾルゲなどの優秀なスパイの情報から日本は石油を求めて南進する。シベリア戦線が開くことは無いと確信していたと思います。日ソ中立条約は念のためではないでしょうか」半藤 「西安事件で張学良に捕縛された蒋介石を助けたのはスターリンだった。スターリンの要請で周恩来が張学良を説得した。スターリンにとって日本が蒋介石と和睦して、兵力をシベリアに向けることを一番恐れていたということか」

倉田 「日本の軍部は近代戦の本質が全く理解できなかったのではないか。第1次世界大戦で自動車、戦車、飛行機、軍艦が投入された戦争だった。これらはすべて石油で動くのですよ。第1次世界大戦の石油は全てアメリカが供給しました。チャーチルはこの戦争が終わってすぐペルシャの石油開発に莫大な予算を投入していますよ。戦争の血液を握っているから、ヒットラーの和平提案を自信を持って蹴飛ばすことが出来たのです」