ネパール日記  村から去る日 | Many Happy Child

ネパール日記  村から去る日

9月12日

今日はこの村最後の日。
朝から外はどしゃぶり。大雨。
川が増水してクマールさん家に行けるかどうかさえわからない状態。
とりあえず、チャーを飲んでご飯を食べた。
今まで寒かったのに一気に暑くなってきた。
疲れもピークで最後だから特別な料理をだしてくれたのに食べれなかった。
ごめんなさい。
今日は心なしか仲良しな男の子元気なかったな。
最後の日だからなるべく子どもたちと過ごそうと思って暇さえあれば子どもたちの所に行った。
子どもたちもだいぶなついてくれて、向こうから声をかけてくれる。
ネパールの子は黒い肌に白い歯。
だから、笑ったらすぐにわかるんだ。

よってきてくれた子どもたち

村に泊めてもらったお礼にお世話になった家族に手紙を書いた。
みんなにさよならを言う時。
涙が溢れてきて止められなかった。
だってほんとに子どもたち、ACTIONの人たち、みんな優しいんだもん。
大好きなんだもん。
仲良くなったランジェットや何人かのこどもたち泣いてくれてたんだもん。

集合写真

涙でバイバイして…水牛に揺られること何時間だろう。。
かーなり長かった。
さすがに疲れたー。
クマールさんの家のある村の近くで男の子が1人乗ってきた。
ふじちょーがクマールさん家で仲良くなった子だ!!
クマールさん家に着いてみると、疲れが回復してきた。
なので、近くにいた子どもたちにアプローチしてみる。
さめてる。
村の子どもたちが恋しくなった。

水牛で川を渡る私たち

ごはんまでラジさん、ビカス、デイブ、スネヒさん、スシさんたちと話をして、その後ディパックさんとも話をした。
その時大変な事情を聞いた。
この村の近くの小学校でJICAのプロジェクトで5年間サポートしてる企画があって、今年が5年目らしい。
それで、フェイドアウトしていく際にお金を減らすんだけど、今年は最後の年だから自立できるようにとかなり減らされるらしい。
それにあたって、上の役職の人の給料は減らさずにボランティアのスタッフや安い給料で働いてくれている人たちをみんなクビにするらしい。
ひどい話だよね。
プロジェクトの意味がない。
その5年間で何か変わったのだろうか?
変わりかけていたとしてもまたもとに戻っちゃうのではないか?
そんなことを思った。

そんな話をしてたら夜になった。
てんこもりのご飯食べれなくて、残してごめんなさい。
私は疲れたので寝ます。