ちょっと考えよう
バリ島の孤児院では、子どもたちが、孤児院の建設作業をしていた。
毎日毎日、暑い中、学校も行けず建設作業をしている子どもたち。
私たちは、そんな子どもたちに、一緒に楽しく作業してほしいなと思って、歌を歌ったり、ダンスを教えたり、
しながら、楽しくワイワイ作業してた。
けどね、そんな時ある子が言ったんだ。
「あそこで作業してる子たち、楽しそうでいいなぁ。僕もあそこでやりたい・・・」
その子は、暗い場所でバケツに石を入れる、しんんどい作業。
私たちは、明るい場所でワイワイバケツリレー。
そのことに気づいた時、そんな思いをしてる子がいた事に気づけなかった自分にショックをうけた。
結局自分たちのことしか考えられてなかったんだって・・・
そのことに気づいて以来、私たちは積極的にいろんな作業をやり、しんどい作業をやってる子と交代して作業をするようにした。
そしたら、いろんな子と仲良くなったし、建設作業の大変さをすごく感じた。
簡単に気づけそうで、気づけないことってたくさんある。
ちょっと自分の行動客観的に見てみること、大切だなぁ。