今日は猫の膿胸についてです。

2ヶ月前くらいの話なんですが、我が家の「レぃ」ちゃん死んだ目をして元気がなかったので病院に何度か通っていたのですが原因不明の体調不良で(目がうつろ、便秘等もあり)、細かい検査をするために入院することになりました。一週間前に取ったレントゲンには異常が無かったのですが、入院したときに胸に水が溜まっていることが判明し、抜いたところ水ではなく膿とのこと。膿胸の原因は不明で血液検査的にFIPの可能性もあったため胸に管を入れて洗浄できる環境にし、首から流動食が入れられる用の管も設置してステロイドを使って膿胸の治療をしました。使用したステロイドが非常に効いて徐々に膿が出なくなり、胸の管が必要ない状態まで回復したため、そこで退院、FIPの可能性は非常に低かったけど可能性は0ではなかったため他の猫とは隔離して様子をみることにしました。首の管が非常に効果があり、一日5回の流動食とカリカリで体重も元通りになりました。その後FIPではない検査結果が出て今に至ります。

今年の3月に栄養失調で亡くなった「ちよ」ちゃんのときは、ヤブ医者に流動食を口から流し入れるか、鼻から管を入れて与えるかの二択で、非常に苦しい思いをさせることになるって聞いていてやらない方が良いと思っていたんだけど、やり方は非常に簡単で苦しいそぶりも一切なく、管を外すときは絶好調になっていました。麻酔出来る健康状態が条件ですけどね。鼻から入れるくらいなら首からがおすすめです。「ちよ」ちゃんにしてあげれば復活できたかもしれないと思うと凹んでしまいます(涙)