カウンセリング7/5「自己責任とは何か」 | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

今日は17時からカウンセリングでした。

今日は前から気になっていた、
【自己責任】ということについて話しました。

私は【自己責任】という言葉が嫌いです。

匙を投げられているように感じるからです。

人生、
何をするにしても
【誰のせいにもしない】
【自分で責任を取る】
ということはとても大切なことだと思います。

それができて初めて
【立派な大人】なんじゃないかとも思います。

私は今までのいろんなこと、
他人のせいにして生きてきました。

「あの時誰々がああ言ったから」

そんな風にして
自分で決めることから逃げてきました。

でも

【誰かのせいにする】
という選択を私はしてきたんです。

それに気づいたのが去年。

誰かのせいにするという選択をしてきた自分、
に気づいたんです。

そのことに気づいて
愕然としました。

誰かのせいにする、という選択も
私自身が責任を取らなきゃいけない判断だったのだと。

【誰かのせいにする】
で終わっていたんです、私の中では。

それからの私は
なるべく自分で物事を決めるようになったと思います。

3月末に退院して
グループホームではなく実家に戻ることを決めたのも

大量服薬や自傷行為から身を守れそうになかったから
前回と今回入院したことも 

原付を買ったことも

自分で責任を取れるように
行動してきたつもりです。





最近母に、

『全ては自己責任で』

とよく言われます。

私はそう言われる度
突き放されたような気持ちになります。

成人した娘に対して
自分で責任を取りなさい、というのは分かるけれど

この言葉を言われる度に

【お前のことはどうでもいいわ】

と、
そんな感じに言われているような気分になってしまうのです。

【親として見守っていくよ】

くらいの気持ちでいてほしい。

いや、そう思ってくれてはいるんだろうけど。

母曰く、

【親としての役目は果たした】

そうです。

何だか、悲しいです。





このようなことを心理士さんに話しました。

『一度しかお会いしたことはありませんが、まにゃさんのお母さんはきっと自己決定してほしいんだと思います。
    今まで割とああしなさいこうしなさいとかって口出しをして、まにゃさんもそれに従ってきた部分は大きいと思うんです。
    それでもうまくいかなかった。
    だからまにゃさんには自己決定できるようになってほしいのかな、と思います。』

『まにゃさんのお母さんは言葉の選び方がキツいというかそういったところがあるので、まにゃさんにとってはつらく感じてしまうかもしれませんが、
    自己決定できるようになってほしい、それだけだと思いますよ。』

『まにゃさんはどんなときも自己決定してきたんです。
    ただ、周りの人の影響を非常に受けやすい。
    周りの人の意見を聞けるってことは良く言えば柔軟性があるってことなんですが、しんどい方を選んでしまいがちなのかな、と思います。』

と心理士さんは言いました。

なるほど、と思いました。

今日、
カウンセリングの前に主治医の診察がありました。

明日外泊じゃなくて外出にしようと思っていることを伝えたら、

『調子良さそうだし、外泊行ってきなよ』

と言われたので、
外泊に変更しました。

【主治医に言われたから外泊にした】

そういう決定をしたのは私です。

私は確かに影響を受けやすい。

それに、
主治医には

『入院したまま子どもたちに会いに行くのはダメ』

って言われてしまったんです。

それなら、
退院に向けて、
外泊を重ねて訓練していくしかないのかな、
って思ったんです。

だから、
しんどくなるの目に見えてて外泊を選びました。

どうしてもしんどかったら病院に帰ってくればいいや、
って思って。

自己決定し、責任を取ること。

心理士さんと話して、
何となくだけれど掴めた気がしました。





心理士さんとは、
日付に引っ張られてしまってフラッシュバックを起こしていることも話しました。

今は7月10日。

2年前、
マイホーム購入を機に引っ越しをした日です。

この引っ越しさえしなければ、
私は今でも家族4人で幸せに暮らせてたんじゃないかと
そう思ってしまうのです。

心理士さんは

『日付に引っ張られてしまうのはASD(自閉症スペクトラム)だからでしょうね。
    日付にこだわりを持ってしまうというか。
    去年も今年も、同じ日付でも一昨年とは違う一日なんですよ。』

と言いました。

そんなところにASDの特性が関係していたのか、
と目から鱗でした。

そして、
来月の措置入院した日付にも恐らく引っ張られてしまってしんどくなるのが予想されることを話しました。

心理士さんは

『それが分かっているなら、お子さんたちに会いに行く直前まで入院してた方がいいんじゃないですか?
    とりあえず8月21日を乗り越えるまでは。』

と言いました。

そうしようかな、
と思っています。

家に一人で、
衝動的になってしまって何やらかすか分からないから。

そんな状態を防ぐためにも、
入院していた方がいいのかもしれない。

そう思いました。





今回のカウンセリングも内容の濃い有意義な時間となりました。

主治医の診察では、
月曜日から寝る前のレボトミンが25mg→12.5mgに減量となりました。

これで私の処方はこうなりました。

・朝食後
    デパケンR600mg
    桂枝加芍薬湯
    四物湯

・昼食後
    なし

・夕食後
    ジプレキサ5mg
    デパケンR600mg
    アキネトン1mg

・寝る前
    マイスリー5mg
    ベンザリン10mg
    レボトミン12.5mg←25mgから減量

・不眠時
    マイスリー5mg

・不穏時
    リスパダール2ml(一日2回まで)

・その他
    酸化マグネシウム330mg(朝夕食後)
    ビオスリー配合錠(朝夕食後)
    ディナゲスト(ジエノゲスト)1mg(朝夕食後)





今日は久しぶりに自分のためのアクセサリーを作りました。


パールのチョーカーです。

一気に首もとが夏らしくなって素敵だなぁと自画自賛。笑

早速明日の外出につけていこうと思います。





明日は朝から映画【今日も嫌がらせ弁当】を観に行って
午後は母の主催する着物教室です。

明後日は何も予定ないのでゴロゴロする予定です。

しんどくなって明日の夜病院に戻ってきそうな気がしているけれど。。。

明日はどんな自分に出会えるかな。

明日も穏やかに過ごせますように。