夢は君の中で永遠に生き続けることさ | ASDとともに

ASDとともに

ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

保護室生活、17日目。

今日は
一つ前の記事に書いたように
禁煙による睡魔に襲われて
ほぼ一日中まどろんでいた。

16時くらいかな。
ちゃんと頭が働くようになったのは。

とにかく、
眠くて眠くてしょうがない。  

そんな中、
ふいに頭をよぎるのは
自死で命を絶った元バンドメンバーのこと。

最近、
彼のことを思い出すことが増えた。

Syrup16gのコピーバンドのギターボーカルとして知り合った彼。

彼が作る歌は、
冗談抜きで本当にかっこよかった。

バンドでの成功を目指して
単身東京へ行った。

東京の闇にやられてしまったのだろうか。

彼は元々双極性障害で精神科に通ってはいた。

彼が抱いた絶望や諦めは
どれくらいのものだったのだろう。

何が彼を死に追いやったのだろう。

私も
ドラマーの友人も
彼の葬儀には行かなかった。

私は単純に行けるだけのお金がなかったからだけれど
ドラマーの友人も、私も、
彼が死んだということを受け入れられなかったのだと思う。





私は、
誰かが死んで泣いたことがない。

祖父が死んだ時も
おばが死んだ時も
介護職で働いていた時の利用者さんが亡くなった時も

不思議と、
涙は出なかった。

私は
「死」を受け入れられてないのだろう。

でも時々、思い出す。
亡くなった人達のこと。

それが
その人の【生きた証】なんだと、
そういう風に思ったりもする。





私にしかできないことなんてない。
私の身代わりならたくさんいる。

でもそれはあくまでも「身代わり」であって
私ではない。

私は
生きているだけで迷惑かけているんじゃないかとも思うし
何も生産しない今の自分のことを
「ただ生きてるだけ」
だと思う。

だけど、
そんな「ただ生きてるだけ」の人間でも、
家族だっているし
子どもたちだっているし
こうやって文字で繋がっているあなたがいる。

それは「私の身代わり」にはできないはずで
「私」が「私」である理由なんだと思う。

何か、
付加価値を見つけたいけれど。

「生きてるだけ」で
誰かと関わってる以上は
そこに私がいた証になるんじゃないか、

なんて、
そんなことを思ったりもする。

だから、
私は生きようと思う。

「生きたい」ではなく、
「生きよう」。

つらいことの方が多いけど
頑張って生きよう。

私も、
誰かの心の中で生き続けられるように。

そんな風に生きたいと、思った。 







今日は一日寝て過ごして
何もしてない。

気力がなくて
お風呂にも入れなかった。

だけど
それでいい、って思えた。

私には今は静養が必要なんだから
のんびりゴロゴロしよう、って
そう思えた。

自分を責める必要も、ない。

今の私に必要なことは
刺激のない環境で服薬とカウンセリングを続けること。

だから、
何もしない方がいいのかもしれない。

そんな自分を
認めてあげよう。








ブログタイトル
(I can't)Change the world / Syrup16g

死ねないことに気付いて
当たり前に黄昏て
I can't change the world
生まれたその日から
誰かの為に生きてきた
I can't change the world







明日は何も予定がありません。

明日はどんな一日になるかな。

明日も穏やかに過ごせますように。