羽生さんのファンにならなければ、
私にとっての3月11日は、これほど重い日にはなっていなかったと思う。
NHKスペシャルは、ここのところ震災関連の特集が続いてたよね。
時間が経てば、復興は進むのだろうけど、
7年経っても、癒えることのない心の傷と闇、その変化は、筆舌に尽くし難く、
生きることの意味を再び、私に問うてきた。
今日の各局の特番は、録画はしてるけど、まだ見れてない。
お給料から少しばかりの募金をするのが毎月11日の習慣だったけど、
ここ数年はそれも忘れがちだった。
自分の生活に余裕がないからね。それは、仕方がないとも思ってる。
でも、仕事帰りにガムを探しにイオンに行ったら、黄色いレシートの日だったのよ。
私生活を節約して募金するのも尊いけど、
自分の買い物が誰かを幸せにする仕組みって、自分も幸せな気分を味わえるからとってもいいと思う。
自分は自分のできる範囲でしか、社会貢献できないから、
まずは、しっかり働いて税金を納めることにしよ。
大の大人が、こんなことぐらいしか考えられないのに、
蒼い炎の印税とか、ソチの時の報奨金とか、被災地支援のチャリティーで出品したスケート靴
(2016年)とか、それを寄付し続けた羽生さんは素晴らしすぎる。
今回のオークションも、滞りなく終了することを祈ってるけど、どうしたかな?
ちょっと、心配。
さて、
帰宅して、everyの録画を見たら、
「66年ぶりの連覇を果たした羽生結弦選手、EXでは震災での思いを込めました」とのナレーションが流れてきた。
満天の星は忘れられない光景だったのかぁ
そっかそっか、仙台では星が輝いていたんだよね。
そして、
テレ東の番組で、町田さんが
ソルトレイクシティの金メダリスト、サラヒューズのEXについて、こう、おっしゃっていたのを思い出した。
アメリカ同時多発テロ事件で犠牲となった方々への追悼の意味を込めて滑ったプログラムだったんだけど、
「オリンピックは世界で最も波及力の高いメガスポーツイベントで、
その映像は世界中が注目しています。
スケーターに知性と想像力、実行する勇気があれば様々なメッセージを発信できます」
・・・と。
羽生さんの演技、それに込められたメッセージは、被災者の方々に間違いなく、届いたね。
今日のeveryを見てそう思った。
最後に、
7年前に羽生さんが見た星空の星座図を貼らせていただきます。
(画像は Strella Theater pro (http://www.toxsoft.com) よりお借りしました。)
時刻がわからないから、20時30分頃で設定してみました。、
オリオン座は理科でも習うし、簡単に探せるから、絶対見えたよね。
そして、おおいぬ座のシリウス、これは、全天で一番明るい星だから、これも見たと思う。
こいぬ座のプロキオンもきっと見えたはず。
ふたご座の兄弟星もたぶん見えただろうし・・・
停電で街灯りが消えた夜なら、もしかしたら、天の川も見えたのかもしれない。
ただ、その夜、私は星は何も見てないの。というか、空は何度も見上げたけど全く覚えてない。
暗闇の中で、上弦に近づいた月だけが記憶に残っている。
そして、その日の星を見ていなかった自分を、ずっとずっと、悔やんできたよ。
だからってわけじゃないけど、3月11日の星は見るようにしてる。
あの日と同じ星巡りだから。
そして、今夜の星空も、見える星は7年前とほとんど同じですよ。
月と土星がの位置が違うけどね。