吉岡ガイドツア―前記事浅多商店さんの続きといきたいところですが、その前に・・・
先日、浅多商店さんでネット注文した「霜夜」が届きました。
試合が終わるごとに、祝杯をあげようと思い、飲みきりサイズにしてみました。
スケカナ、N杯、GPF、全日本、世界選手権・・・
おいしい、お酒が飲めるといいなぁと思います。
画像お借りしています。
浅多商店さんの「霜夜」については、おこじょまるさんが記事にしてくださっていますのでリブログさせて頂きます。
おこじょまるさんの記事によると、
伊達重村公より酒銘を賜った「春風」「霜夜」「寒月」にちなんだお酒は、
「殿の春風」「殿の霜夜」「殿の寒月」として販売されましたが、
そのうちの萩野酒造さんの「殿の霜夜(純米吟醸)」「殿の寒月(純米)」は製造が既に終わり、
この度、浅多屋さんが復刻してくださったお酒は「吉岡宿 霜夜(特別純米原酒)」だそうです。
そして、こちらのお酒の醸造元は、森民酒造店さんです。
浅多商店さんは、明治16年の火災で浅野屋さんが廃業したさいに「春風」「霜夜」「寒月」の銘柄を
譲り受け、大正9年まで醸造されていたそうですが、
それが、「吉岡宿 霜夜」として復刻したのはとても嬉しいですね。
さて、
ガイドツアーの続きです。
浅野屋跡→浅多商店→そのまま進んでいくと、奥州街道は右に直角にまがっています。
浅多商店
ガイドツアーでは、そこを曲がらずに狭い道の方をまっすぐに進んで「龍泉院」や「九品寺」の敷地内に入らせて頂きました。
改めて地図を見ると、奥州街道の方を進んでも、「龍泉院」や「九品寺」に至りますね。
そして、そらが正門のようです。
最初に龍泉院に行き、歴代の住職のお墓をお参りさせていただきました。
初めて見る丸い石塔の墓群でした。
公家・皇族・僧などに許された形で卵塔というそうです。
その中に、榮洲瑞芝和尚のお墓ももちろんありました。
國恩記を書き残してくださりありがとうございます。とお礼を申し上げました。
九品寺には國恩記顕彰碑がありますが、
そのお隣に菅原屋篤平治となつさんの墓碑がありました。
そして、またそのお隣には、9名の篤志家の名前が刻まれた法名碑。
十三郎さん、その叔父の十兵衛さん、善八さん
早坂屋新四郎さん、菅原屋篤平治さん、
浅野屋甚内さん、肝煎の遠藤幾右衛門さん、大肝煎の千坂仲内さん、両替商の遠藤壽内さんのお名前がありました。
十三郎さん達は穀田屋という屋号でなく、本名の苗字で記載されていました。
映画の最後の最後の方のシーン、
「墓には夫婦二人の名前が仲良く並んでいる」というナレーションを思い出してください。
篤平治さんなつさんの墓碑と共に法名碑がチラッと映っています。
それから、十三郎さん達のお墓もお参りさせて頂きましたが、墓地なので写真は撮りませんでした。
ガイドツア―でなければ、なかなか見学できない場所ですし、
それぞれの墓碑を見つけることもできなかったと思いますので、参加してよかったなとぁと思いました。
最後に、再び吉岡宿本所案内所に戻り、ツアー終了です。
1時間の予定のコースでしたが、少し、時間オーバーしてたかもです。
でも、ガイドさんが丁寧に案内してくださり、充実した有意義な吉岡観光ができたと思います。
「殿利息でござる」の時代にタイムスリップしたような素敵なひとときでした。