新幹線に乗ろうと駅に向かった時には確かにあったと記憶しています。
でも予定より１本早い新幹線に乗れそうだったので、待ちあわせのゆづ友さんにメールしたり
電話したり、ちょっとバタバタとしているうちに「あれ？Suica見当たらない。どこかな？」
と紛失に気付きました。
ただ、指定席でなかった私は、少しでも早く自由席の行列に並びたかったのです。
そして、後でカバンを探せば出てくるだろうと高をくくり、約束したゆづ友さんや、
偶然再会したゆづ友さん達との歓談に夢中になっていました。
席についてから、カバンの中を隅から隅まで探しましたが、ありませんでした。
ゆづ友さんとの会話も上の空で、もう一度落ち着いて探しましたが、やっぱりありません。
「確か・・・１万円以上チャ―ジしていたはず
」とは言い出せず、「Suicaの紛失の届けを出す前に、万が一誰かに拾われ使われてしまっても、クレジット機能はないから、
最低限の損失で済むはず。」と、自分に言い聞かせました。
「出てくるといいね」「そうだね」とそんな会話をしてカバンの中を探すのはやめました。
でも、きっと出てこない・・・・
内心そう思っていました。 ゆづ友さんとの会話は最高に楽しかったです。
そんな楽しい時間を過ごしていると、いつしかSuicaのことなど忘れかけていました。
その日のうちに届けを出すのが一番良いことはわかっていました。
ただ、少しでも早い時間に帰宅したかったし、（結局、ゆづ友さんとお別れするのが名残惜しく午前様になりましたが・・・・）
実は私、遠出する時、大切なものあまり持ち歩かないんです。
だって無くすと困るから・・・・実際無くしてるし（笑）
この日は駅まで車を使わなかったから免許証さえも持っていませんでした。
いくつか通り過ぎたＪＲの駅で届けを出すチャンスはありましたが、自分を証明するものが何もないので紛失届けも出せないなぁ
明日、改めて出そう
そう思いながら、家路を急ぎました
そして、翌日、
見なれない番号から着信がありました
はて
用心しながら電話にでると長岡駅からでした
駅に届けられていたのです。
とはいうものの・・・・
さすがに長岡までは取りに行けないので、最寄りのＪＲ駅で着払いの手続きをするように教えていただきました
最寄り駅といっても・・・
普段、電車を利用しないのよ、私。
それに最寄りのＪＲ駅はここからは結構遠いのです
なので仕事で電車を利用する夫に頼むことにしました。
でも、夫は毎日ＪＲを利用するわけではないので、数日が過ぎ去りました。
さらに、本人が手続きに行けないときは委任状とやらが必要で、ちょっと手続きが面倒でした
そして先日無事に届きましたよ
実は手続きをした翌日に届いたのです
長岡駅の担当の方、仕事が早くて素晴らしい
その上、Suicaはとても丁寧に梱包されていたんですよ。
写真の白い梱包材を剥がすと、Suicaとほぼ同サイズの手作りの段ボールの切れ端に大切に守られるようにカードが入っていました。
担当の方、本当にありがとうございました。
急いで最寄り駅へ行き、残高を確認しました
そしたら、なんと約１万４千円、まるまる使われずに残っていました。
皆さま、本当にありがとうございました。
この国のこの国民性は誇りだと思います。