今更ですが、PIW横浜公演、5月3日に行ってきました。
こういうものってその時に書いておかないとやはりダメですね。
かなりの部分、完全忘却。
でも、今、書かないと更に忘れてしまうので覚えている範囲で書き残しておこうと思います。
開演時間 PM3:30だから、午前中は子ども達と過ごして、それからでも大丈夫・・・・・のはずでした。
12時半過ぎに最寄り駅に到着。
すぐに電車に飛び乗れば、余裕で間に合います。
ところが、いつもはガラガラの駅前駐車場がどこも、満車。
ゴールデンウィーク中。皆さんも駅に車を停めてお出かけなのでしょう。
ちょっと待ったら1台分ぐらいどこか空くかなぁ、もう少し待ったらどこか空くかなぁ、・・・・
そう思い、1時間ほどウロウロしました。
最悪、新幹線使えばなんとか間に合うだろうとたかをくくって、ひたすら順番待ちしていたのですが、結局どこも満車のままでした。
流石に焦ります。
仕方なく一度自宅に戻り、タクシーで再び駅へ。
(夫は春スキーで留守中!最初から当てにしてないけど)
ここまでで、かなりの時間をロスしてしまいました。
時間を取り戻すため東京駅で新幹線に乗り替え、早く会場に行きたい早く会場に行きたいと呪文のように唱えてました。
新参者の私、PIWは2年前から見はじめましたが、初心者でも楽しめるショーですよね。
幕が開く前の鐘の音も好き。
ゲストスケーターやソロのスケーターの演技、それももちろんお目当てで行きますが、プリンスチームの群舞が楽しみなんです。
今年はどんなテーマなのかなぁ?とか小林さんのバックフリップ見れるかな?
とかそんなことを考えながら、わき目もふらずにリンクを目指します。
会場に着いた時にはPIWチームの群舞、
息を整え、汗を拭きながら立ち見しました。
でも、10日近く経ち悲しいことに文字にしたためるよう内容をうまく思い出せないんです。
(小林さんのカッコいいバックフリップはしっかり目に焼き付いていますが・・・・)
昌磨くん登場、ここから着席して見ました。
ドン・ファン。
(よかった。昌磨くんの演技に間に合って)
このプログラムを初めて見たのは昨年のDOI、あの時は黒の衣装だったな。
同じプログラムを同じ会場のほぼ同じ席で見てるのに、あの日の演技とは全く違う凄味があった。
スピンもステップもジャンプも実に見事。
素人目でも彼のスケーティングにセンスがあるのは一目瞭然。
それに1シーズン滑ってきたプログラムだものね。
こなれて、自信に満ち溢れ、力強い。
それに何だかとっても色っぽい。
昨年はまだちょっと子供っぽかったのに・・・・
1年の成長ってすごいんだなぁ、これからがますます楽しみだと思いながら見ました。
本郷理華ちゃん、
長野で初めて見た時はビックリしたけど、ゾンビメイクもすっかり板について、動きもかっこよくなっていたし、衣装も今回の方が素敵でした。
スカートの方がキュート。
最後にカーテンの隙間から顔だけ出して生首状態を見せるところ実におもしろかった。
生首友情出演の織田君も良かったです。
織田君は盛り上げるの上手ですよね。
無良選手、
Im feelinng good
大人の演技、憂いに満ちた色気がダダ漏れてました。
ちょっとミスはあったけど、かっこよかったです。
私の席は遠かったから、ふれ合いは諦めたてたけど、
「国別キャプテンお疲れ様でした。SPの日、バックヤードでUPする姿、私の席から見えました。何度も何度もジャンプの確認されてましたよね。遠くからでも気迫が伝わり、それだけでも泣きそうになりました。銅メダルおめでとうございます。足の調子はいかがですか」とお伝えしたかった。
応援席の北側、記者席の裏のスペースでUPする無良選手を思い出しながら脳内妄想会話。
飛び入り出演、佐々木彰生さん、
お客さんが参加できるPIWのプログラムがあったのですが、東と西(南寄り)それぞれからお客さんが選ばれました。
リンクに連れていかれて、車に乗せられ、ハンドル持たされます。
(本物の車ではありません。)
でも、こういうのも楽しい演出。
そして、西サイドの、運転手のりのりなんですけど、と思ってよく見たら佐々木彰生さんでした。
オーバーアクションで運転してくれました。
見ていて楽しかった。
このサプライズ、これって横浜公演の楽だけだったのかしら?
2部
鐘の音、そして、幕にCINEMAの文字。
「CINEMA」がテーマなのですね。
(一部のテーマは見てなかった)
ニューシネマパラダイスの音楽が静かに流れます。
私、映画は見てないけれど、前輪だけの自転車とレトロな感じの衣装、憂いを感じる音楽とベテランスケ―タ―の落ち着いた登場になんでだろう?ちょっとうるっとしました。
お名前がわからなくてすみません。
織田君、スターウォーズ
黒いマントに、赤いライトセーバ―を見た時はヤッタ―と思いました。
楽しいプログラムの予感。
ダースベーダーののテーマが流れて来た時は思わず笑っちゃいました。
織田君がいるとショ―が盛り上がります。
鈴木明子さん、
どこか もの悲しく美しいメロディ、素敵な曲、でも曲名が分からない。
後で調べたら、ミュージカル「モーツアルト」の『星から振る金』という曲だそうです。
まず、ゴージャスな衣装に目を奪われましたが、すぐ美しいスケートに引き込まれました。
町田さん、「継ぐ者」
正しくは、シューベルトの「4つの即興曲 作品90/D899」の中の第3曲」だそうです。
私、音楽は詳しくはないけれど、聞いた事はあるあの曲。
6分弱の曲をカットすることなくフルバージョンで使っているそうです。
暗闇の中、リンク中央に現れ、深くお辞儀をするようなポーズが見えた。
静寂に包まれた氷上でこれから彼が創り上げ芸術作品が見られると思うと胸が高鳴る。
音楽が聴こえ、幻想的な緑の照明の中に現れた町田さんは、神々しく美しかったです。
研ぎ澄まされた身体のライン、彼がもはやこの世の人ではないような錯覚に陥ります。
もう、まっちーとは呼べない。
・・・・さんでも・・・・様でもない異次元の人を見ているような不思議な感覚。
シューベルトの調べとともに、異次元の世界から舞い降りてきたその人が、そこにいる。
上手い言葉が見つからないのですが、何だろう?何かが彼に乗り移ってるようなそんな気がしました。
期待を裏切らない演技、完璧な芸術作品でした。
7本も飛んだというジャンプ、魅入ってしまった私は、数えることすらできませんでした。
町田さんの紡ぎ出す世界観にただただ酔いしれました。
ひとつだけ、ひとつだけ残念だったのは、終盤、イーグルに入る直前、エッジが氷にひっかっかリ、音が響いたんです。
そこだけです。私が現実に引き戻されたのは。
町田さんは悔しかったと思いますが、やはり彼も生身の人間なんだと思った瞬間です。
やはりスケートは一期一会だなぁ・・・
こういう瞬間を味わえるのも生観戦の醍醐味だと思いました。
魂を持っていかれ抜け殻のようになった私がスタオべしながらみたのは、貴公子のように威風堂々と観客に挨拶する町田さん。
いつまでも見ていたいと思いました。
それから、カントリーロードとボレロが印象に残りました。
ちびっこスケーター達もかわいらしかった。
息が合ってたし、きっと、たくさんたくさん練習したんだろうな。
それから、男性だけのカッコいい群舞がありました。
タキシード姿の男子が並ぶと圧巻です。
その姿は目に焼き付いてるんだけど、音楽がなんだったのか思い出せない。
カッコイイ音楽でした。
チャップリンも、出てきました。
こう書いてくると、2部の方が印象に残ってますね。
荒川さん、アヴェマリア
出産後初めてのプログラムでここまで魅せてくれるとは思いませんでした。
本当に素晴らしかったです。
辛いことや苦しいこと全てを包み込んでくれるような癒しのスケートでした。
荒川さんのスケートに母親の慈愛が加わったと言ってよいのかな。
育児との両立は大変だと思いますが、頑張って欲しいと思いました。
あれ、太田由希奈さんと本田武史さんのソロ見れてない。
そっかそっか、私遅刻したから、到着する前に終わっちゃったんだね。
本当に残念。
見たかった。
今年でPIWを卒業するという由希奈さんを見れなかったことが本当に悔やまれます。
最後に、
ふれあいタイム。
お見せできるようなお写真ありません。
だって、車の中に一眼レフカメラ忘れちゃいましたから。
席も遠かったかし・・・・
でも、ふれあい見ずにお帰りになる方々もいらっしゃったので、行けるところまで前方に行きました。
会話まではあまり聴こえなかったけど(ちょっとは聞こえた)、写真を撮らなかった分、スケーターの姿はしっかりと目に焼き付けることができました。
皆さん、キラキラしてて華やかで笑顔がまぶしかったです。
PIWのふれあいタイムは眺めてるだけでも、眼福にあずかることができますよ。
私にとってアイスショーは明日への活力です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。