12月22日の新月に向かう細い月です。

早朝の東の空に神秘的に輝いていましたが、
やがて太陽が顔を出すとあっという間に朝陽にとけていきました。
新月に向かう月は、
これから更に太陽に近づき、そして見えなくなります。
ところで、12月22日は冬至です。
新月で冬至なんですよ。
この日は、「朔旦冬至」=「さくたんとうじ」と言って19年に一度の吉日だそうです。
下記はwikipwdia冬至より抜粋して引用
古代には、冬至を1年の始まりとしていた。
近世語で「唐の正月」というと冬至を意味するが、中国で冬至を元旦としたからである。
その名残で、現在でも冬至は暦の基準となっている。
中国や日本で採用されていた太陰太陽暦では、冬至を含む月を11月と定義しているが、19年に1度、冬至の日が11月1日となることがあり、これを朔旦冬至(さくたんとうじ)という。
太陰太陽暦では、19年間に7回の閏月を入れる(19年7閏)周期を「章」と称し、古い章から新しい章への切り替えとなる年を新しい章の最初の年という意味で「章首」と呼んだ。章首の年にはまず前の章の締めくくりに当たる7番目の閏月を迎え、その後に到来するその年の冬至をもって新しい章の開始とされた。そして、その章首における冬至の日は必ず朔旦冬至となるように暦法が作られるのが原則とされていた。
朔旦冬至が正確に19年周期で訪れることは、19年7閏原則に基づく暦が正確に運用されているということである。
暦の正確さは、政治が正しく行われていることの証(あかし)であるとして、朔旦冬至は盛大に祝われた。
日本では唐風儀式の取り入れに積極的であった桓武天皇の784年に初めて儀式が行われた。
なお、11月1日は元々翌年の暦を天皇に奏進する御暦奏も行われていたことから、非常に盛大な行事となった。
1768年の光格天皇の時に朔旦冬至の儀式が行われたのが最後であり、次の1870年の朔旦冬至の際に明治政府は古い因習として、以後こうした儀式は行わないこととした。
これまでで最後の朔旦冬至は1995、次の朔旦冬至は2014年である。
新月は始まり・・・・
また、新月のことを朔ともいいますが、
朔日と書いて「ついたち」と読みます。
朔日は月の生まれ変わる日、
つまり月の復活の日。
冬至は、1年のうちで最も昼の短い日。
この日を境に、昼の時間が長くなっていきます。
冬至は太陽を基準に作られた、二十四節気の起点なのでこの日が1年の始まりともいえます。
冬至は太陽の生まれ変わる日。
つまり太陽の復活の日。
それらの特別な日が重なるのが朔旦冬至なんですね。
2014年12月22日は、19年に一度しか訪れない吉日です。
新たな始まりの特別な日。
ゆづ湯に入り、体と心を温め、
輝かしい未来を願いたい。
今年最後の新月はそんな特別な新月。
新月のパワーを頂いてあなたの願いを空に放ちませんか。
ちなみに新月の正確な時刻は午前10時36分です。
12月22日10時45分追記―
画像は10時36分の新月です。
月は太陽の方向にあるので見えないけれど、太陽との相乗効果で大きなパワーを放ってる。
朔旦冬至、この特別な日に輝かしい未来を祈りたい。
あっ太陽を直接見てはいけませんよ。
太陽を直視するとわずか数秒程度でも目の組織が損傷を受けると言われています。
画像は絞りとシャッタースピードを工夫して撮影しました。