15分程歩くと、美しい田園風景が広がっております。
先日、息子とザリガニ釣りに行ってきました。
ザリガニと言えば、私はアメリカザリガニしか見たことはありませんが、
彼らは、日本の生態系を脅かす侵略的外来種なんですって。
現在、日本に住みついたたくさんの外来種の中でも、特に生態系や人間活動への影響が大きい生物
100種がそれに指定されています。
ちなみに、
カミツキガメやブラックバス、セアカゴケグモ、エキノコックスといった、いかにも悪者というものから、
セイヨウタンポポ、セイタカアワダチソウといったよく見かけるものまで含まれています。
参照:wikipedia日本の侵略的外来種ワースト100
下図はリンク先よりお借りしています
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BE%B5%E7%95%A5%E7%9A%84%E5%A4%96%E6%9D%A5%E7%A8%AE%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88100

さて、皆さんはザリガニ釣りをされたことがありますか?
エサは「煮干し」や「スルメ」などの乾物が一般的ですが、
私はこれを使います。
じゃーん。

生いかです。
でも、使うのはこの部分のみ、残りは料理して食べます。

この部分を使うメリットは、
①煮干しやスルメだと、水に入れた時に浮かんでしまい、巣穴近くに潜んでいるザリガニを捕まえられません。
これらの軽いエサを使用した時は、おもりを付けると効率よく釣れます。
でも、生イカなら水中で沈みますので、便利なんです。
②赤矢印部分の穴にヒモを通し、エサを固定できます。
用水路に到着するまでに、エサが落ちてしまったり、
釣りの途中でザリガニにエサを全部獲られちゃうということがありません。
次に
1年生の時に使った朝顔の支柱を再利用して・・・・
たこ糸をイカに通してあっという間にザリガニ用釣竿が完成。

すぐに、ザリガニ釣りに行かないときは、生イカの部分だけラップに包んで冷蔵庫にしまっておきます。
たこ糸は細いので、冷蔵庫の扉は問題なく閉まりますよ。
涼しくなった夕方、出発します。
水深が もう ちょっと深い用水路で釣るのも楽しいのですが、私は安全なところで釣らせます。
手でも捕まえられそうなくらいたくさんいます。
さて、この画像の中に何匹いるでしょう?

では、この画像の中には何匹いるでしょうか?

↓
↓
↓
答えは上が2匹と下が3匹です。(だと、思うんですが・・・視力のいい方は泥の中に潜んでいるザリガニも見えたりして!)
おもしろいほど、つれます。

15分ほどでバケツ一杯になります。

こんなにたくさんいるのですから、生態系も崩れるわけですよね。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
今日は、過去記事の整理をする予定です。
記事の更新通知をメールで受け取る設定にしている方のところへは、何度もメールが行くかもしれません。
申し訳ありません。
追伸―
よくわからなかったので、調べてみました。
ウチダザリガニは特定外来生物ですが、アメリカザリガニは要注意外来生物。
例えば、ミドリガメも、要注意外来生物です。
要注意外来生物とは、外来生物法の規制対象にはなりませんが、生態系に悪影響を及ぼしうることから、利用する者に対し、適切な取扱いの理解と協力をお願いするものだそうです。
特定外来生物を飼うには、許可を得なければ、ならず、飼う目的も、研究、展示、教育等に限定されています。
もちろん、法的規制も受けます。
特定外来生物を飼い続けることが出来ない場合は、責任を持って殺処分しなければなりません。
また、逃がした場合は、生態系等への被害を発生させ得ることになるので処罰の対象となるそうです。
でも、特定外来生物に指定されていても、釣りをすることはOKです。
例えば、オオクチバス。
禁止されることは、釣った魚を持って帰って飼うことや、別の場所に移動させて放流することだそうです。
したがって、釣った特定外来生物をその場で放す「キャッチアンドリリース」は問題ありませんし、釣った特定外来生物をその場で締めた上で、持ち帰って食べることも法律上は問題ないそうです。
参照:環境省ホームページ:外来生物法
アメリカザリガニは特定外来生物の指定を受けていないので、捕まえて持ち帰るのはもちろんOKですね。
そういう細かいところまでは知らなかったです。