コロナ下の介護施設 | コロナ濃厚接触者とその家族

コロナ濃厚接触者とその家族

年の離れた夫婦と猫2頭。
2021年1月20日、夫の孝さんがコロナの濃厚接触者になりました。
2週間の自宅待機、その様子を日記に書こうと思いました。

1回目の緊急事態宣言から、介護施設は病院同様に面会が制限されています。

 

緊急事態宣言解除後は、1日1回15分程度ならいいというところもありましたが、

2回目の緊急事態宣言前から面会禁止が多くなりました。

 

介護タクシーは介護施設にもよく行きます。

病院の通院がほとんどですが、家族との食事会・お墓参り・買い物などプライベートなことにもご利用いただいております。

 

年末年始は家族と過ごしたいと家へ帰る人も多いのですが、この年末年始は1件もありませんでした。

 

 

私達も施設には入れなくなり、入口付近でのやり取りが多くなっています。

施設も病院同様、やり方も様々です。

 

 

でも、やり方に差があっても、中にいる人たちは守られている状態に変わりありません。

なのになぜ介護施設でコロナが蔓延するのか。

 

 

以前、濃厚接触者になった高齢者を病院から施設に送る時、介護職員さんも同乗されたので聞いてみました。

その施設ではコロナ患者が3名ほど、そして全員が濃厚接触者としてPCR検査を受けたところだと言っていました。

 

最初の感染者は施設に勤めている若い人だったそうです。

そして、そうとは知らずに不特定の人と接触をし、感染していったそうです。

 

施設では高齢者の方とより密接になります。

 

いくら感染しないようにと面会制限をしても、肝心の職員さんが罹ってしまっていては・・・

ご家族だってやりきれないと思います。

会いたいのに会えない状態で我慢しているのに。

 

でも、同乗された管理職の方も

「若い子の行動を制限することは難しい」と話していました。

それはそうだと思います。

 

 

目に見えない、自分たちは感染しても重症化しないとなったら

なかなか自制はしにくいと思います。

 

 

ワクチンの接種を高齢者や医療従事者からとニュースでやっているのを見て

「高齢者より介護職員を先にいた方がいいんじゃない」と孝さん。

 

 

確かに、そうだよなぁと思いました。