今月、毎週末の4回、リツキサン(リツキシマブ)による分子標的治療を受けています。
初回は入院して、2回目から4回目までは通院となっています。
放射線治療の時は、長期間で毎日でしたし、冬だったので、途中でインフルエンザなどにかからないように十分注意していたほかは、そこまで心配はしていなかったのですが、今回の治療は、初回のインフュージョン・リアクションという副作用のほか、免疫機能も落ちる可能性があるとのことで、いろいろ心配していました。
入院の時も通院の時も、きれいなお部屋でとてもリラックスしてできました。副作用止めの薬も効いたのか、おかげさまで、インフュージョン・リアクションはほとんど起きませんでした。
昨日の2回目の治療の後は、特に調子は悪くなかったのですが、家に帰ってからずっと寝てしまい、夕食の後も「ちょっと横に」と思ったらまた寝てしまい、夜中にお風呂に入ってからまた朝10時近くまで寝ていました。普段はそんなに寝られないのですが、やはり少し体に負担になっているのかもしれません。
仕事の方は、相変わらず通勤には往復6時間近くかかるのですが、残業や夜勤はせず、外部の方との応対も避けさせていただくなどして、ありがたいことにゆっくりとやらせてもらっています。
新型コロナも収束していないので、無理せず、感染症にだけは十分注意していきたいと思います。
プロフィールにも書きましたが、動物好きで、動物園や水族館が再開し始めているので行きたいと思っているのですが、しばらくは我慢です。
退院した日に、大好きなマヌルネコの本と、発売したばかりの「いのちスケッチ」のBlu-rayが届きました。「いのちスケッチ」は、大牟田市動物園(延命動物園)を舞台にした映画で、昨年11月に、映画館で観てとても感動して、発売を心待ちにしていました。家でゆっくり楽しみたいです。
また、長く放送大学生もやっていて、こちらも発売したばかりのオンライン授業の副読本が、同じ日に届きました。こちらの本や、前に行った博物館の資料などを参考にして、家でゆっくりレポートを仕上げたいです。
胃MALTリンパ腫は放射線治療で治る可能性が高いということだったのに、先月、突然点滴の治療と言われたときはちょっと戸惑いましたが、それがきっかけでいろいろ資料を見たりネットで調べたりしているうちに、これまで全然知らなかった体のすごい仕組みとか、薬のめざましい進歩などについて、ほんの一部ですが学ぶことができました。それはそれで、とても貴重な機会だったのかなと思っています。
ちなみに、治療の費用のことは聴いていなかったのですが、かなりお高い薬のようで、そちらにも少々戸惑っています。うちの双子は大学受験生で、今一番お金がかかる時期なので。。。