前回から引き続き

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＜希少糖の医療応用　糖尿病および肥満症におけるD-プシコースの役割＞より

４，D-アルロースがヒトに与える影響について

4-1. 健常人、耐糖能異常者における効果について

健常人、耐糖能異常者に対する食後血糖抑制効果など、すでにヒトにおける様々な検証にて、D-アルロースは食後血糖の上昇を抑制する効果があると報告されている。D-アルロースは、健常者において用量依存的に食後血糖値の上昇を抑制し、インスリン分泌を調整することが示されている10-12。また耐糖能異常者（いわゆる境界型糖尿病患者）15名において試験食（425 kcal：炭水化物84.5g、タンパク質13.3g、脂肪3.7g）を摂取する際に5gのD-アルロースを負荷すると食後血糖値は有意に低下を認めた13。このようにD-アルロースは健康成人、境界型糖尿病患者において食後血糖値の改善に効果を発揮する可能性が期待されている。

　脚注１０の論文　

Allulose for the attenuation of postprandial blood glucose levels in healthy humans: A systematic review and meta-analysisD-Allulose is a rare sugar that exists in nature. It is a food ingredient with nearly zero calories (

journals.plos.org

　　健康なヒトにおける食後血糖値の緩和に対するアルロース；系統的レビューとメタアナリシス

（公開日２０２３年４月）

概要から

本研究では、系統的レビューとメタアナリシスにより、健康な人の食後血糖値の変化に焦点を当てました。これらは、糖尿病の予防にとって重要であるため選択されました。研究の目的は、健康な人の食後におけるアルロースの有無での急性血糖値を調べることでした。本研究では、さまざまなデータベースからD-アルロースに関連するすべての研究を収集しました。アルロース摂取群と対照群の比較のフォレストプロットでは、5gと10gの摂取群の両方で、食後血糖値の曲線下面積が有意に小さいことが示されました。これは、D-アルロースが健康な人の食後血糖値を緩和することを意味します。その結果、D-アルロースは健康な人だけでなく糖尿病患者にとっても貴重な血糖値管理ツールとなります。アルロースダイエットは、将来の食事における糖質の配合変更を通じて、ショ糖摂取量を減らすことを可能にします。

論文の自動翻訳を読んでも私には肩がこるばかりでさっぱりわかりません。結論からだけ

　研究結果から、健康なヒトにおいて、アルロースの摂取は食後血糖値を低下させることが明らかになりました。1食あたり5gのアルロース摂取は、健康なヒトの食後血糖値を低下させるのに十分な量です。10gのアルロース摂取も、健康なヒトの食後血糖値を低下させる効果があります。

　私の理解では正常なヒトが５ｇ、１０ｇ摂取しても低血糖を起こさない。また正常なヒトでは例えば今のところ最も安全とされているステビアの方が安価ならステビアでも十分ではないかと思います。これに関してはコメントもいただきました。

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＜また耐糖能異常者（いわゆる境界型糖尿病患者）15名において試験食（425 kcal：炭水化物84.5g、タンパク質13.3g、脂肪3.7g）を摂取する際に5gのD-アルロースを負荷すると食後血糖値は有意に低下を認めた13。このようにD-アルロースは健康成人、境界型糖尿病患者において食後血糖値の改善に効果を発揮する可能性が期待されている。＞より

脚注　１３の論文

Study on the postprandial blood glucose suppression effect of D-psicose in borderline diabetes and the safety of long-term ingestion by normal human subjects - PubMedThis clinical study was conducted to investigate the safety and effect of D-psicose on postprandial blood glucose levels in adult men and women, including borderline diabetes patie…

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

本臨床試験は、境界型糖尿病患者を含む成人男女を対象とし、D-プシコースの安全性と食後血糖値への影響を検討するため実施しました。被験者26名を対象に、標準食中にD-プシコース0gまたは5gを茶葉に溶かして摂取してもらい、単回摂取の無作為化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験を実施しました。空腹時および食後30、60、90、120分後の血糖値を比較したところ、D-プシコース摂取群では食後30分および60分で有意に血糖値が低下し（p<0.01、p<0.05）、血糖曲線下面積も有意に低下しました（p<0.01）。これらの結果から、D-プシコースは境界型糖尿病患者を中心に食後血糖値の上昇を抑制する効果があることが示唆されました。 17名の健常被験者を対象に、D-プシコースまたはD-グルコースを1日3回、12週間連続して食事とともに5gずつ摂取するランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験を実施しました。D-プシコースの継続摂取による異常な影響や臨床的問題は認められませんでした。

★現在Ottoはコップ１杯にアルロース５ｇを溶かして夕食時に摂取、夕食時の糖質は実験の試験食（84.5ｇ）の半分前後、８月から始めているので１か月以上になります。

あいにく本人が血糖値を測らないので、実際の影響はレポートできず。年１回の糖尿病ナースによる定期検査後には効果のほどがわかると思います。乞うご期待。

　なお我が家が使用しているのは製品では１給仕４ｇと書いてあります。

　４００ｇ入りで、１日５ｇ使用で８０日分。送料入れて２５NZドル、約２２５０円、１日３０円未満でした。今確認しようとサイト見たらSold outだって。

我が家の低糖質ライフに新たなアイテム アルロース ３

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