先週の金曜日の未明に起きて、現在はNZに戻って1週間。日本との現在の時差は4時間。なので1週間前からNZ時間に合わせていたことに今日気づきました。そして今日の朝は7時半に目覚めて、ようやく時差調節できたみたい。
NZに戻ったらまず読みたいと思っていた 佐々涼子著 エンド オブ ライフ
方丈記 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀身に浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
今年の9月に悪性脳腫瘍グリオーマでご逝去された、一節一節をかみしめるように読んで間もなく読み終わるのですが、死を題材にして本を著した方が数年して自身の死と向き合わされたお気持ちはいかばかりだったでしょうか。
でもこの方は以前に婦人科系の不調で悩み、宗教などスピリチュアル系にはまっておられたそうで、こんなことを書いては不遜ですが、そっちへ行かず、食事療法のほうに流れて行っていれば、また違う未来があったかも知れずととても残念に思ってしまいます。
今年は友人の夫さん、二人ががんにり患したのがわかり現在治療中ですが、やはり食生活にはあまり配慮がなかったです。もちろん配慮されていても結果は変わらなかったかもしれないですが、↓こんな情報を読むと、食事療法といっても食べたら良いものより食べたら危険なものを避けることがまず大事ではないでしょうか。私は今後もこういうことを取り上げて行きたいと思います。
https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2024/12/72015/
今日紹介するワシントン大学からの論文は、腫瘍の増殖速度を果糖摂取が上昇させるのは、果糖が直接ガンの栄養補給に寄与するのではなくホストの肝臓で処理された脂質が増殖を助けていることを示した研究で、果糖の効果の複雑さを示す典型研究。12月4日 Nature にオンライン掲載された。
(まとめ)
結果は以上で、最終的にエネルギーとして果糖が使われているわけではなく、肝臓で副産物として合成される細胞膜の成分フォスファチジルコリンの材料を提供され、分裂に利用していることが示されている。
エネルギーだけでなく、様々な材料を使い尽くそうとするガンの姿を見ることができるが、逆から見ると、ガンは兵糧攻めに弱いことになる。繰り返すが、ガンと診断されたら間違ってもコーンシロップを含む飲料や食品は避けた方がいい。
コーンシロップ、果糖液糖ブドウ糖はいろんな加工食品に含まれいる。病気のお見舞いに口当たりの良い甘いお菓子なんてもっていけば、まさかその人のがんが喜んで増大するなんて、こんなこと本人も家族も見舞いに行く人も想像もしないでしょう。