リクエストしていた本を受け取りにダニーデン図書館に行ったついでに日本語コーナーをのぞいてみたら、米原万里さんの本が目に留まった。ずっと前にも読んだことがある気がするけど、今なら注目する所が違うはず。
プーチンはウクライナ東部の住民をシベリアに移送したとか、子供たち2000人以上を誘拐したとかのニュースがありますが、この米原さんの本の114ページの民族移動のところ
1998年に大阪の国立民族博物館で、<中央アジアにおける民族移動>がテーマのシンポジウムで通訳されたお話。
その中で特に議論が集中したのがスターリン時代のソ連邦において頻繁に行われた強制的な民族移動の問題であったそうで、24時間以内に手荷物を持って集合させ、家畜用貨物列車にギューギュー詰めに押し込んで理由も行先も告げずに移動させると言う極悪非道なものだったと書かれています。これはまさしく90年以上の後の今プーチンが行っていることではないですか。プーチンはスターリンをロールモデルとしていると言う記事があります。記事のごとくスターリンのような末路を迎えてほしいものです。
そして227ページに注目すべき記述、ロシアの歴代の指導者の頭髪について。
ある教授の話として、ツルツルモジャモジャ理論てのがあり、かわりばんこになっていると。
レーニンはツルツル、次のスターリンは(上の記事の写真のように)モジャモジャ、次のフルフチョフはツルツル、プレジネフはモジャモジャ、次はツルツルのゴルバチェフ、そしてエリツインはモジャモジャであり、プーチンはツルツルなのです。では次はモジャモジャが来るのか?できれば民主的な平和主義者になってもらいたいものですが。
↓こちらの雑誌記事によると
ボルトニコフFSB長官が候補と書かれてますが、検索するとツルツルなので、これは外れるのではないでしょうか。
或いは反体制指導者のナワリヌイ氏?ツルツルではないけど、モジャモジャとは言えない。
記事には、ウクライナ大統領ゼレンスキーというウルトラCもあり得るかもなんてありますが、確かにモジャモジャには違いないですが、、、、もう何があるかわからない混とんとした世界です。
米原さんは惜しくも2006年にお亡くなりになっています。もし生きておられたらロシアのウクライナ侵攻についてどのように語ってくださるでしょう、、、、、。